購入してから12年目に入り走行距離は75,000kmをこえた我が愛車の右後輪が異音を放ちながら運ばれていった。代車はいらないと断り片道30分の徒歩通勤を熊よけのカウベルを鳴らしながら昨日までの1週間を楽しんだ。歩いてみると忘れがちになっている愛車の有りがたさに感謝し、あたりまえのように便利さに馴染んでいることを再認識することとなった。人は時間短縮をお金で解決しようとして様々な乗り物や電気製品を作り利用しているがその為に大切なものを失っている事さえ気付かなくなってきてしまったようだなんていうことを思い歩きながらの充実した1週間の徒歩通勤であった。