こずくな生活

写真付きで山暮らし

ナラの木

2017年09月20日 | 家と家の近くで

  

 寝ている間にタツノオトシゴのような列島に畏怖を感じさせる台風が通り過ぎ去った。お気に入り場所から望む東稜線は何もなかったよう。我は声もなく唯々に見つめるだけであります。今秋最初の二つばかりの山栗を拾っただけなのに嬉しくも不思議とニコッとしてしまう。手に握りしめ持ち帰り一つづつ分け合い童心に戻り懐かしく自歯で皮を剥き爪で渋をとりカリッと音をたて生かじりした。二年前の3月に切ったナラの木の切り株にナラタケが!これから数年は恵みをいただけそうだ。何と心の広いことだろう!こちらの一方的なわがままを受け入れてくれたばかりか薪ストーブで燃え暖めてくれたりキノコまで提供してくれるとは!感謝・・ナラの木よ!


楽しみの一つ

2017年09月15日 | 家と家の近くで

 

5時30分過ぎに半袖姿で玄関を出たとたんに肌を刺す冷気で戻り薄手のジャケットを羽織った。寒いはずだ!温度計は7℃、フリース手袋も必要なほどだ!久しぶりとなるお気に入り場所から望む。できたてのホヤホヤ陽光を顔に受けると心地よく一日が始まる。

   

我家でハナビラタケが採れ天ぷらに、無意識に採集民に変身しつつある妻が大量に採ってきたハタケシメジはバターで炒めて食べ残りは塩漬けにして寒き冬に煮込みうどんに入れて食べよう。もちろん日本酒を飲みながら。

  

台所の西窓にバナナのようにアケビが垂れ熟れ時が待ちどうしい。いただいた桃はコンポートにした。歳を多く重ねると食べることが楽しみの一つとなる。