こずくな生活

写真付きで山暮らし

入院夜話

2024年05月20日 | その他


3泊4日の不整脈カテーテルアブレーション治療で体験したこと、それは死と生に開放を感じた
ことであります。午後3時30分過ぎに少し肌寒い部屋の検査台(手術台)上で仰向けになり両手足を
固定され、何枚かシールを貼られ、血圧計、心電図モニター、酸素マスクを付けられる。正に映像で
見る世界と同じ光景、「麻酔入ります」の声が聞こえ点滴の管から液が入るまでが記憶が残っている。
ひょっとしたら人の死とはこういうものだろうか?そうならば恐れることはないかも知れない。
深夜の1時過ぎ瞼が開き、ぼんやりと明るさが映ってきた。記憶はないが、正に母の胎内から出て
明かりを感じたようでもある。かなりの時が経過しているが、その感覚が全くない。視界が鮮明になる
につれて人の気配がなく、病室にいるんだと判ってきた。妻にメールを送ったが変換が正確でなく、
変てこな文章になっていたと言われた。どうも、普段でも正常でない脳が正常に働いていなかったらしい。
初体験の開放は、我が膀胱と尿パックを一日近くも繫げていたカテーテルを外された時であります。
その作業、取り付け取り外しは若き女性の看護師さん、その過程は詳細に語れません。
この先、まだまだ何が待ち受けているか、ドキドキワクワクであります。人生とは面白きものだ。

 


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