古天気学 A

明治時代以前の日本のお天気や地震また天文関係の資料を収集中

「享保日記」享保六年正月廿七日 天気編

2013-09-19 15:24:52 | 天気
「享保日記」享保六年正月廿七日 天気編

2013年9月19日 木曜日 天気 晴 朝晩寒い 

「享保日記」享保六年正月廿七日

「享保六年正月廿七日夜、小泉、河又ノ者ノ山、鯟(トウ)ヲ取とて六人舟ニ乗り湊内川へ往けるが、陸へ上り酒ヲ呑て時節ヲ待テほん木ノ邊ニ舟ヲかけ、船中ニ臥ける間、大浪来りて此舟いずくともなく不(V)見、一両日有テ死骸一人出る。」を検証する。

「テータ変換」

年月日 享保六年正月廿七日 → 1721年2月23日

場所 水戸 → 茨城県水戸市 

天気種類 夜 川に大浪→ 夜 川に大波

村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)と古天気学データベース(KTDB)で検証

吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)


享保六年正月廿七日 → 1721年2月23日

弘前 雪
八戸 雪
盛岡 雪
日光 晴
東京 晴
八王子 晴
伊勢 晴
京都 晴
池田 - 
津山 雪
鳥取 雪
長崎 雪


古天気学データベース(KTDB)

データ無

「検証結果」

年月日 享保六年正月廿四日 → 1721年2月19日 吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)天気記録有

場所 水戸市 吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)水戸市の天気記録無

天気の種類 大波 吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)水戸市の天気記録無


「検証結論」
天気が急変しての大波でもない。地震による大波でもない。
水戸での大波の大変貴重な資料です。他に資料が無い為これからの発見が望まれる。