無題

詩とか

細かい

2019-07-10 23:28:12 | 
細かい
特殊な
事情に
蝕まれて
立っているだけで
倒れてしまう
穴があいたところに
何かを埋めても
痛みが消えない
体が
あるだけ

わからないから
できたこと
犠牲者を作って
完成する
それが世界

刺激して得られた快感も
痛みも過剰に受け取る

何もいらない
誰もいらない
存在の責任を
ただ返したいだけ

いる
いない
生きたい
消えたい

私じゃなければ
幸せだった
そこにいたのに
無のように

不安に

2019-07-10 00:13:00 | 
不安に食べられちゃう
指から腕
消えていく
目で訴える瞳もなくなる
撃たれても死なないのは
生きてないから
穴で穴を塞ごうとしてる
違う次元に逃げるしかない
時間がある
概念として存在してる
それは誰かの
意識を返すから
意識を消して
青い空
白い雲
風が吹いて
そこを抜けて
宇宙を超えたら
光になるはずの闇の中で
光になるはずの闇の渦に
飲み込まれていく
最後あなたに会いたかった
そんな人も無く
神の食事のように
ただの苦しみの一つとして
歓びと同じ味になって
吐き出すまで
とどまるしかない
ここにこのまま