無題

詩とか

むだい

2024-10-18 19:25:34 | 
誰も探さない死体みたいだ
物語でもないのに

火星住みなら普通だった孤独
だとしても

愛を探してもいいですか
俯いて聞いてみる
この部屋での無意味

たった一人
それが
いない

それを生きるのは
無理がありすぎなのに

なのになぜ
ここにいるのか

無題

2024-09-11 20:29:41 | 
自分の運命を信じてた時好きだった全てを
嫌いになるような瞬間
ゆっくりとターンした空間

逃げるように帰っていきたいのに
居場所もないのは生き物として
どうかと思う

あなたの知ってる孤独と
私の知ってる孤独が
違うと言いたかった
同じだとしても

安心して任せたい
それが命の始まりなら

終わりを
決めよう

それが
間違えでも

そんな自由を
握りしめてた

むだい

2024-09-09 22:05:22 | 
このままの格好で
宇宙船に乗って
アンドロメダまで
行ったとしても
何も変わらない
気持ち
もう
決まってる
重く
苦しい

捨てよう
拾おう
話し合おう
時間の中で
分かり合えないぶん
優しく触れて欲しかった
殴られるんじゃなくて

無題

2024-08-23 11:26:14 | 
大いなる力を信じるシリアルキラーみたいに
誰にも気にもとめられずに街を歩けるのだから
幸せなんだろうと思う方向に持っていく

重い荷物
脱ぎたい靴
飛蚊症と本物の虫

風が吹いてる
雨が降ってる
色のない過去

静かにして自分を無くしていくことが
力の全て

それに並行してる愛を
チラ見できたのかもしれないと
思い込むだけ

こどく

2024-08-05 21:38:58 | 
人間がいない場所で
息したり
叫んだりして
命を感じてみたい

猫がかわいいとか
犬がかわいいみたいな感情
愛おしいとか
大切みたいな存在を
経験したかった

何をしていいかわからない日々が続く
名前をつけて保存するまでもない
取り返しがつかなくなる
ソレを想像して微笑む時あなたと目が合うような孤独

そんな孤独