江戸川教育文化センター

「教育」を中心に社会・政治・文化等の問題を研究実践するとともに、センター内外の人々と広く自由に交流するひろば

草木染めクラブ 第33回教職員作品総合展に出展

2023-02-12 | OBG会
第33回教職員作品総合展が開催されています。
コロナ感染症の拡大、教職員の多忙化などで、現場は作品作りになかなか取り組む余裕がなくなっているそうですが、絵画、版画、陶芸、絵手紙、書道、手芸、工芸、彫刻、写真などの数々の力作がたくさんの職場から出展されています。
退職した教職員も多数出品して、作品展を盛り上げています。
 
草木染クラブは、今年も作品展に参加しました。
藍染め・草木染めの作品で、会場に優しく温もりのある彩りを添えているように思います。雪の影響で足元が悪い中ですが、ご都合がよければお運びください。
 
会期  2023年2月9日(木)~12日(日) 10:00~19:00
    但し、最終日は搬出作業のため、16:30迄
会場  タワーホール船堀 1階 展示室Ⅰ
 
 
今年度のクラブ展示コーナーは、木工芸草木染め作品が充実。
月2回程度の定例会を重ねて制作してきました。
たくさんの草木染め木工芸作品を出展しましたので、ご注目ください。
 
 






主な作品を紹介します。
 


Y.Hさん





ビンロウジュ(檳榔樹)染めのコースター。
媒染によって、上(鉄媒染)と下(ミョウバン)の色味が全く異なります。
草木染めの木工芸は年輪模様をいかして、落ち葉や金魚の絵付けをしました。
 


Y・Tさん



 
壁飾りの絵は蝋引き、墨、彩色と、何通りもの工程を経て創り出されたものです。
朱の壁飾りの中に書かれているのは甲冑文字です。
中国古代の殷代に用いられた漢字の祖形又は書体で兎と書かれています。
 


Y.Oさん

 
色彩も形もおしゃれな花瓶です。
陶芸教室に定期的に通われて制作した作品。
お花をさしたらとても映えそうです。



K.Hさん


染料は身近にある玉葱の皮をもちいました。
Tシャツとガーゼ素材のストール。
同じ綿でも発色が微妙に違っているのが面白いです。

 

M・Hさん



 
木工芸の草木染めの小箱とテッシュケース。
バラの模様、壁飾りの梅の花が華やかです。
小箱に描かれたたくさんの干支のうさぎも可愛いです。
 


K・Nさん



 
木工芸の草木染め小箱、描かれた猫が愛らしい。
テッシュケースの花はモダンで粋な雰囲気です。
藍染め模様の秘密は? 菜箸にまきつけ、ぎゅっと絞って、輪ゴムで止めて。



K・Oさん



 
藍染めと蘇芳染めの暖簾2種。染めの模様が素敵です。
木工芸のランチョンマットにはKさんお気に入りのフクロウが…。
レース編みや小物入れの日用品にも染めの手法を取り入れて、さすが!
 
 
今回は染料ビンロウジュ(檳榔樹)をはじめて使用。染料もいろいろあるのですね。
~ビンロウジュ(檳榔樹)は、高さ20メートルにもなるマレーシア原産のヤシ科の常緑高木。染料としては「檳榔子染(びんろうじぞめ)」呼ばれ、赤みを帯びたアッシュなベージュやグレーが古くから親しまれてきた ~ HP「草木染工房 ひとつ屋から」

 
K・Nさんの棒絞りに触発されて染めの模様をネットで調べてみたらいろいろ出てきました。
~染物の定番模様とは ?  基本の絞り方8パターン
1:筒巻き絞り、 2:棒絞り、 3:雪花絞り、4:巻き上げ絞り、5:むらくも絞り
6 :輪っか絞り、7:折り絞り、8:縫い絞り ~ HP「水野染工場」から
 

布の草木染めも、木工芸の草木染めも奥が深いのですね。
草木染めクラブはこれからも新しい染料や技法に元気にチャレンジして新たな作品を作り出していきたいと思います。
 

<K>

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 立春が過ぎた今、昨年のコロ... | トップ | 「特別支援教育」に異議あり... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

OBG会」カテゴリの最新記事