江戸川教育文化センター

「教育」を中心に社会・政治・文化等の問題を研究実践するとともに、センター内外の人々と広く自由に交流するひろば

趣味の園芸 (1) 茎にトゲのあるハナキリン(キスミー・クイック)

2015-11-12 | 随想
 


この花を買ったのが1984年。
もう30年以上も育てている。
丈夫で長持ちする花だ。

花といっても茎に刺が有り、サボテンの仲間と思ったが違うようでトウダイグサ科と云う。
「キリン」や「トウダイ」と云う名前は、花茎が高く伸びていくことからと思われるが、茎が横に大きく広がる種類もある。
黄色い花の咲く種類だったが、巨木化して冬に部屋に置けなくなり挿し木にして親株は廃棄したものもあった。

花色は赤・黄・ピンクなど多くあるが、赤い花の色や形から連想した「キスミー・クイック」と云う素敵な洋名も付いている。
花と見られている部分は、苞(がくにあたるところ)なので、比較的長い期間楽しめる。

 熱帯の花木なので暑さには強く、春から夏の間は外の半日陰に置くと良い。
直射日光だと緑の葉の色がくすんでくる。
寒さには弱いので冬の期間は、室内の日当たりの良い所に置く。
気温10度以上あると冬でも成長し、花を咲かせることが出来る。

 気を付けることは、室内に取り込むと葉を全て落として茎だけになる。
これを「枯れた」と錯覚しないことだ。
直に新しい葉が出でくる。
逆に春になって外に出した時も、同じことが起こる。
気にせずに放っておくのが一番良い。

水やりは夏の期間は3~4日に一度で良いが、冬の室内では十日に一度位で大丈夫である。
水のやり過ぎは根を腐らせてしまう。
 
背丈の伸びた花キリンは、挿し木にして増やすことが出来る。
夏の時期に30cmほどに切った茎に発根剤(ルートン)を付けて赤玉土に挿しておく。
日陰に置いておくと一ヶ月程で発根してくる。
切った時に白い樹液が出るので、1~2日乾燥させてから発根剤を付けると良い。

増やし過ぎて室内には20鉢以上もあり、他の鉢植え植物と共に置き場所に苦慮している。
 



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