豊田市ボランティア連絡協議会

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「多様性のある社会 対応講座」(3回連続)開講中

2020年09月09日 21時44分47秒 | 交流コーナー使用スケジュール

二十四節気では「白露」で、今日9月9日は

「重陽の節句」です。

残暑は厳しいですが、そんな中にも秋の気配を

感じるようになりました。

大型台風10号は過ぎましたが、今日も、急に雨が

激しく降りました。不安定な天候が続いています。

 日中は良い天気で、第2回目の講座「LGBTについて」を

開講しました。NPO法人ASTAの4人の方が講師として

話をされました。基礎知識とトランスジェンダーの当事者の方々

のライフヒストリー、親としてのライフヒストリーを伺いました。

 昨今、LGBTの記事などを見かけることが増えましたが、直接、

お話を聞くのは初めてでした。ありのままの自分を自分自身も周りも

受けいれられないという現実の絶望感、困難さは如何ばかりかと

感じました。13人に1人がLGBTという事には驚きましたが、

それが受け入れられない状況は心身に大きなダメージを受ける人が

とても多いことを意味しています。そういう意味で、早い段階から

知ってもらうことが大切とASTAの皆さんは東海地方の学校現場を

中心に出張授業をしています、そして、ALLY(アライ)という

言葉を教えて頂きました。「支援者」「同盟」「味方」という意味ですが、

「さりげなく横にいる」「同じ場所にいる」「気に掛けている」

という感じです。「誰もが、誰かのAlLYになれる」と。

 ありのままで大丈夫な社会になるように、一歩ずつ歩を進めていき

たいという気持ちを強くしました。

9月9日(水)LGBTについての講座の模様です

 

 さて、前後になりましたが、第1回は「発達障がい」のお話しを

「個性の強いこどもを地域で支える会」のデグチさんにお話しを伺いました。

「発達障がい」も16人に1人いるということです。見た目ではわから

ないので、不適切な対応を受けて自己肯定感が持てず、二次障がい(うつ、

不登校、ひきこもり、非行など)おこすことが多々あるようです。

いろいろなエピソードの紹介と支援のヒントも話されました。

「障害名ではなく、その人をみる」というところに頷けました。

私たちができることは「発達障がいについて知ること、周りの人に

情報を伝えること、違いがある人との共生について考えること」から

はじめることでしょう。

9月2日(水)発達障害についての講座の模様です

 さて第3回目は「ひきこもり」について、16日に「一社 若者

事業団(わかもの団)」の菅沼さんのお話しです。

 今回の講座は多くの方が関心を持たれて、とても熱心に受講されて

います。ありがとうございます。是非、できるところから動き始めて

下さることを願っています。

 

 

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