ぼらんてぃあだよりの発送作業のお手伝いをしてくださっていたMさんが亡くなられたそうです。
Mさんは、90歳を越えてみえるのですが、耳が少し遠い以外はとてもお元気で、作業の日はいつも、一番に福祉センターへみえて、黙々と作業をしてくださっていました。
昨年後半から、「ディサービスに行くから、あまり作業に来れなくなる」とお聞きしていたので、たまに作業にみえないことがあっても、あまり気にしていなかったのですが、今年は4月に来てくださってから、暫くお姿がみえなかったので、先日の作業の日に、他のボランティアの方が、「Mさん、お元気かしら?」と心配してくださっていたばかりです。
今日は、折しも、収集物整理作業の日で、ぼらんてぃあだよりの発送作業に来てくださる方がたくさん、連協ルームにみえていて、訃報を耳にしました。
皆さん、一様にびっくり。
ご冥福をお祈りいたします。
Mさんとの思い出は、なんといってもシベリアに抑留されたときの話を聞いたことです。
Nさんには、連協でずいぶんいろいろなことを教えていただきました。
どちらも辛い戦時下を生き抜き、その後は社会のために力を尽くしてこられた方々です。
わたしもおふたりのように歳を重ねていくことができたらと思いますが、ひとつの大きな時代が終わっていくことに不安と寂しさを感じています。
こころよりご冥福をお祈り申し上げます。