何をいまさら日記

自分が好きな映画や本について世間様から「いまさら・・」と思われる事を自ら突っ込みます

16年ウィーンの旅 その24

2016-04-03 12:00:00 | 16年 ウィーンの旅
応用美術館は建物こみで非常に興味深いところでした。
次回もぜひ訪れたいです。
素敵なソファーです。
常設展はウィーンプロダクツデザインや日本を含む東アジアの陶磁器や、
バロックやロココデザインも見ごたえありです。
中東の絨毯の展示もありました。
ビーダーマイヤーを紹介した部屋の椅子のデザインの変遷。
エリザベートやヨーゼフ一世の生きた時代のデザインです。家具や陶磁器なども展示されてました。
隣の部屋はウィーンと言えば「トーネット」の椅子。曲木でできた椅子の代名詞なのですがこれも大量に展示されてました。
展示室を出るとこんなソファーがお出迎え。
こんなものもひっそりあり。
2階へ上がる階段がこれまた豪華。

有名な教授のようでした。
2階では「VIENNA1900」の展示が本当に良かった。
ここは入口に展示品の一覧が冊子で置かれてますが、持って帰らないように(笑)注意されますので(笑)
ユーゲントシュテール好きにはずーっと居たくなる空間でした。
クリムトの壁画下絵もずーっと堪能。
特に気に入ったのは横にあったマーガレット・マッキントッシュの「Seven Princess」のパネル。
写真に撮ればよかったな。また今度はこれ目当てで行きたい(笑)
You tubeでこのパネルの紹介動画を見つけたので興味のあるかたは見てください。ただし英語です!


ただ、実験的な展示も同じ建物でされてるので、展示室によってはちょっと騒がしかったです。
「ヨゼフ・フランク回顧展」は別棟でありました。うーん、展示内容が難しかったかな。
ここのミュージアムショップは充実の品ぞろえ。やはりデザイン関係の書籍は充実してました。
そしてここで働く人達はとても親切です。感心しました。
デザイン、特に世紀末デザイン愛好家にはぜひ見ていただきたい施設です。



コメント
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