将棋おたくのつぶやき

主に将棋中心のブログです。

解答選手権作品を鑑賞する

2010-03-28 13:32:30 | 将棋
毎年好作が発表されるので楽しみなのですが。
どうしても「問題」として考えてしまうこと、
練習問題として解きたい方のためにネタばれできない事情もあり。
作品そのものの鑑賞の話はあまり盛り上がらないようです。
でももっと盛り上がってほしいところです。

理由としては、まず驚くくらいの好作があること。
今年も(ネタばれになるのではっきりは書けませんが)、
感動した作品がいくつかありました。
時には看寿賞にすら推薦したいものもありますし、
普通かしこであの作家の作品をみることなんて他の機会ではめったにありませんよ。

もう一つはきちんと鑑賞されることで、
今後も好作が集まることが期待できること。
逆にいえば鑑賞されないと作家のモチベーションが高まりづらいわけで。
「正当に評価される」場であれば投稿先として認められやすいし、
逆では作家に敬遠されてしまうかもしれません。
情報のはしばしから、実際に作品が集まりづらくなっているのでは?
という印象を受けますので。

ただいくらか通常と違う点があって、
前述の「ネタばれ」にならない工夫はどうするか?
解答・短評を集めて、発表する場はどこにもうけるか?
「自力解答していない」人でも解答を知ることができるが、よいか?
など。

個人的には自力解答していなくても鑑賞は可(むしろ答えを見ても良い)で、
ネット上にその場があると良いかなと思います。
そうすればネタばれにもなりませんし。

詰将棋解答選手権チャンピオン戦

2010-03-23 07:21:16 | 将棋
皆様お疲れ様でした。
年々盛り上がっているようで、何よりです。
今年も難問続出だったようで…。

また作品や皆様のレポートも登場すると思いますが、参考になったコメント。かの山田康平さん。
http://homepage2.nifty.com/koheran/home/homef.html
「詰将棋解答選手権で出題される問題は難しいのが多い。
しかし、ふと思ったのだが、それは狙いを見破るのが難しい、という難しさではなく、序盤に難しい変化がある、という難しさであるように思う。
推理小説で言えば、意外なトリックではなく、容疑者が何百人も居るイメージ。」

なるほどな、と。
最初から容疑者が2人しかいないよりは複数いたほうが楽しいけど、何百人もいたら多すぎる。
その作品の厚みと比較してほどよい人数がいて、
巧妙にトリックや動機が隠れていて、
そうか自分にもうすうす見えていたのに!
というのが理想。

出演人数は作者がある程度コントロールできるので、その辺が「解答者心理をわかっているかどうか」というところにつながるんでしょうね。
私には実践しがたい。

解答選手権に思うこと

2010-03-07 15:42:32 | 将棋
「ひと目詰み 妙防見つけた もうダメだ」

のぺのげさんの標語http://swkk.seesaa.net/article/142863305.htmlより。
わかります。

でもどちらかといえば、

「ひと目詰み 妙防見つけた 作意だな」

が解答者としての自分の気持ち。
そうそういい手は転がってないもんで、
限定合・限定打・妙防の類が出てきたらきっとそれは作意、こっちのもんです。
まあそこから先が読みきれるかもわかりませんし、
そもそも作意でもないのに妙防があることはあるんですが…(だめぢゃん

あと2週間。皆様がんばってください。