将棋おたくのつぶやき

主に将棋中心のブログです。

将棋ネット中継

2009-09-16 07:38:57 | 将棋
今日も王座戦中継がある。http://live.shogi.or.jp/ouza/
社会人には休憩時間や自宅作業の間などのお供にたいへんありがたい。

ネット中継では控え室の熱い検討の様子を熱い文章で伝えていただける。
たいへんありがたい。

…が…。
1手進むごとに控え室の見解が全然違ってくることが多い。
「これは先手優勢です」「後手を持つ気がしない」「絶品チーズバーガー」
(1手進む)
「後手必勝といっていいですね」「いやぁ先手つらい」「ニート飛車ですな」
どっちやねん、と悩む。

そのままその言葉を伝えていただいていいものか?
ニュアンスは棋士により様々なので、
「この先生は慎重派だからなあ」とか「この先生は言うこと変わるからな…」
と中継の方に少し修正していただくほうがよいのか(中継の方の実力を考えると可能ではありそう)。

ただ、自分としては、
そういった雰囲気そのものが情報でもあるわけなので、
あまり修飾をせずそのまま中継の方にお伝えいただくほうが良いのかもしれない、
と思ってみたり。
その上で自分で棋士の特性を見極めるほうがより面白いかも。

ということで今日も××先生にだまされますか…と。

詰将棋の引用について

2009-09-03 18:21:51 | 将棋
http://www005.upp.so-net.ne.jp/tsumepara/contents/6info/quotation.htm
(以下一部抜粋して引用)

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『詰将棋の引用について』
 詰将棋は作者にとって大切な創作物です。新聞・雑誌や、テレビ、インターネットなど、さまざまな媒体で詰将棋を引用する場合には、次のガイドラインを守っていただくようにお願いいたします。
*作品の正確な出題図を示す。
*作者名をフルネームで表記する。
*作品の発表場所や発表年月などのデータをつける。(注)

『実例』
○○○○作 詰将棋パラダイス
平成12年9月号短大 半期賞受賞
(作者名、発表誌、年月、受賞等)

『略記例』
○○○○作 詰パラH12・9

(注)この項目は必須ではないが、分かる限り載せる。また看寿賞や塚田賞などの受賞作については、併せて記載することが望ましい。

各紙誌およびサイトで、より厳格な引用・転載ルールを設けている場合は、それらに従ってください。

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確かに、せっかく作ったものなので、
きちんと自分が作ったものだと皆さんにわかってほしい…という。
詰将棋作家のすばらしさも伝わりますしね。
「××さんの作品ってよく見るけどどんな人?」
というところから、詰将棋への興味がわくかもしれない。

もう一つは、学術的な意味でも大きな前進です。
過去の作品を適切に引用されることで、
重要な前例を皆が間違いなく認識できる。
学術論文では常識であり、これがあるから科学が進歩するので、
詰将棋でも同様の進化を期待したいと思います。

もっとも詰将棋では科学と違って、一例報告(作品)はやたら多いものの、
analysisやmetaanalysis(類型の考察や手筋の系図など)が少ないので…。
今後発展するといいですね(他力本願)。
せめて自作の歴史的価値を触れるように気をつけよう。
毎回「新味なし」だったりして。