将棋おたくのつぶやき

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将棋ソフトカンニング疑惑について(続報)

2017-05-27 13:18:27 | Weblog
 以前にも書いた内容ですが、おそらく一段落したようです。

 会見で象徴的だったのは「今回はお互い傷を深く負ったという話を私からしました」という一言かと思います。
 話した相手が(一部で言われているような)悪意の扇動者であれば、こういった発言はしないかと思います。(せいぜいが「将棋界のためを思ってのことでしょう…」くらいでしょう)
 真相はわかりませんが、そのお二人はおそらく本当に傷つかれたのであろうなと思いました。

 以前の記事では白黒という表現をしましたが、そこを度外視してどのように処理するか、という問題がより本質的だったのだなと思います。
 「真実を明らかにしろ」という言葉は傷つくものですが…当然のことながら「真実」を全て明らかにすることはできませんし(最も守らなければいけないのはスポンサー=読売新聞であり、その不利益になるような情報は連盟は出せません)(そもそも告発者たる某雑誌が情報を明らかにしない限り不可能です)、またその状態で処理するということは非常に難しいことだったろうと思います。
 多くの人は、出せない情報を、あるいはじっと耐えるしかない場面を、能力を超えた問題を、任された経験はしているものと思います。
 関係者の心中を深くお察ししますが、ごく一部の心無い声に負けることなく、前に進むことを願ってやみません。

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