釣り界の最下級釣り師 ~釣りをさせて頂きありがとうございます~

釣りが趣味と豪語しながら、圧倒的な下手さで初心者の嫁にも負ける駄目な最下級釣り師の記録。

今シーズン最後(かも?)の久多川へ

2018-09-13 08:17:00 |  実釣
強い勢力を保ったまま日本を直撃した台風21号。
関西地区を中心に甚大な被害をもたらしました。

そして、久多の里も大きな被害に見舞われました。
一日でも早く復旧し平穏な生活に戻れますよう、心よりお祈りしております。


漁協のブログを拝見させて頂いたのですが、ちょっと釣りは厳しいかと思いました。

しかし、今回を逃すと禁漁までの間に行けない可能性が高かったのと、Drミノーのスイミングフックを試したい気持ちもあり、ダメ元で行くことにしました。


大黒谷へ6時に到着しました。
天気は小雨が降るイイ感じであります。

しかも水量が前回の比ではありません。

期待は出来るのですが、渓流沿いの歩行が困難で、陸に上がって少々藪こぎをする必要があります。

ただ、雨も降っておりますし、ヒルに取り付けれないか気になりますが仕方ありません。

しかし、私の中では過去最高の水量ではないでしょうか。。。

最初のポイントに到着です。
前回は完全に死んでいたポイントも、今回は申し分無く釣れそうな雰囲気です。

早くも、3キャスト目でアタリがあり即あわせを入れます!

そして、いつもの私ならバラして終わりなのですが、しっかりフッキングが出来ているのか難なく釣り上げる事ができました。
ベリーにがっちり食いついていました。

撮りなおしです。

スイミングフックが良かったのか?たまたまなのか?更に検証が必要です。
ただ、少し口を傷付けてしまいました。
返しは潰していたので直ぐ外れたのですが、軸が太かったのでしょうか?

クールに装っていますが、久々に釣れた1匹に飛び上がる程嬉しすぎて、顔がニヤけていた事は秘密にする最下級です。

更に釣り上がって行きます。
途中、Drミノーが変な動きになってしまいました。
確認するとリップが折れています。

残念ながら、私のエースミノーはここまでのようです。

もう1つ、スイミングフックに変えた予備のDrミノーにチェンジです。

そこから更に進んだのですが、水量が多く押しが強い流れは中々危険です。

先に進むのが難しくなり、目指すポイントの半分位ですが、大黒谷は諦める事にしました

脱渓した所でおじさんが立っています。

おじさん『釣れた?』

最下級『1匹だけ…』
死ぬほど嬉しい癖に、1匹しか釣れなかったと残念な感じで話す最下級です。

おじさん『水が多いなぁ。本流は釣りにならんわぁ。』

おじさんは餌釣りで、どこも厳しそうなので、一先ず大黒谷でやってみるとの事。
『頑張って下さい』と声をかけ、私は通行止めとなっている上流の見後谷を目指し移動します。

前回と同じ長瀬谷の看板から入渓します。
ここから遡上して見後谷を目指します。
それにしても、前回が嘘のような水量です。

入渓して直ぐに良さそうなポイントが出来ていました。

ファーストキャストにヒットです!!

綺麗なアマゴです。

ネットインして、ラインが緩んでフックが外れてしまいましたが、今回のアマゴもバラす事なく、テイルフックにがっちり掛かっていました。

これは…もしかして、もしかするとです。
あれほどバラしていた最下級が、ここまで2回とはいえバラす事なく釣れています。

気を良くした私は、鼻息も荒く調子に乗っていると、スイミングフック仕様のDrミノーを対岸の枝に掛けてしまいロストしてしまいました。

水量が多く回収は不可能です。

もう、スイミングフックを装着したDrミノーはありません。
唯一、リップの折れたミノーに付いていますが、スプリットリングプライヤーを持って来ていなかったので、付け替えは難しいです。

ここからは、今まで通りのフックが付いたDrミノーで挑戦します。


ところが、ここから3回アタリがあったのですが、全てバラしてしまうのです。
もう、スイミングフックがフッキングに大きく関わっていると言ってもいいのではないでしょうか?

そして砂防ダムに到着したのですが、物凄い水量です。

釣れそうではあるのですが、ここでは全く反応がありませんでした。

そして脱渓して見後谷の看板前に到着して唖然としました。

少し奥に進むと…

この先まで車で行けたのですが、歩いて行くのも難しそうです。
そして今にも崖崩れを起こしそうな雰囲気です。

滝谷へ行くのは徒歩でも諦めた方が良さそうです。

ここから車まで戻りました。

ここで納竿にしようかと思ったのですが、一つだけ気になるポイントがあったので覗いてみる事にしました。

増水の影響ですっかり様子が変わっていましたが、ライズが遠くから確認出来、テンションは上がりまくりです。

ファーストキャストでトゥイッチしたDrミノーを追いかける大きい影が見えました。
そのままルアーにじゃれながら、岸ギリギリまで来ましたがバイトはしませんでした。

セカンドキャストで再度追いかける影が見えましたが、明らかにサイズが小さくなっています。
そのアマゴも岸ギリギリまでじゃれて来ますがバイトしませんでした。

しかし、このポイントに魚が集まっているようです。
しばらくポイントを休ませる事にしました。

車に戻ってフックの交換に挑戦してみます。

しかし、スプリットリングプライヤー無しでは取り付けが難しいですね。
諦める事にしました。

20分程たったので再度挑戦します。

ファーストキャストでトゥイッチしていると、先程の大きい方の影が出てきました。

アマゴです。

しかもルアーを引ったくるのがみえました。
即アワセを入れます。
しかし、アマゴは首を振りまくっているので、今にもフックが外れてしまいそうです。

もう、最下級ごときがランディングネットで綺麗にすくおうなど、考えている場合ではありません。
砂場に水揚げで、それからランディングネットに入れます。 

そして、如何にも綺麗にネットインしたかの如く写真を撮ります。

それにしても綺麗な魚体です。
なにより、狙って釣った……など最下級の分際で生意気ではありますが、実際狙っていたので仕方ありません。


一言、嬉しさを通り越して感無量です!!

ここで納竿としました。

その後、漁協に行き受付のお姉様に久多川の状況を聞いて、お昼を頂きました。

あんかけラーメンです!

この日は雨も降ったりしていたので、冷えた体をホッコリ出来ました。

今日の釣果は満足出来る結果となりました。
また、フックの考察も結果としては狙い通りではないかと…
但し、スイミングフックの効果以外にも、軸が太くゲイブも深くなっている事の要因も考えられます。
何れにせよ、エリア用のフックは渓流に向いていないのかもしれません。 

また一つステップアップ出来た気がしました。
それでも最下級に変わりありません。

来シーズンに向けて、フックをもう少し勉強しようかと思います。

とは言え、今シーズンも後1回行きたい気持ちもありますが……

最後に…
帰ってから片付けていると、歓迎出来ないお土産が付いてきました。

今日は藪こぎが多かったので心配はしていたのですが、気を付けないといけませんね。
コメント (2)
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