NBA Thunder Dancer

オクラホマシティ・サンダーを応援していくNBAブログです。

12-13 vs バックス

2013年03月31日 | Thunder 2012-13シーズン
連戦となるサンダーはアウェーにてバックスと対戦。
サンダーはレギュラーシーズンここまで大抵のチームとは1回以上対戦しているものなのですが、ことバックスに限っては今回が初めて。
ちなみにホームはバックスながら復刻(?)ジャージーだった為サンダーのユニフォームは白(ホーム用)となっています。

PG ウェストブルック
SG セフォローシャ
SF デュラント
PF イバカ
C パーキンス

両チームが最初のシュートを沈めその後も得点を重ね続ける、ある程度予想のついた試合の立ち上がり。
その中でもサンダーがセフォローシャ、ウェストブルックの3P等で26-19とリードを奪います。
しかしサンダー、ここまでなぜかウェストブルック、フィッシャー、ブリュワー、マーティン、コリソンという超スモールラインナップを起用。
すると案の定点差はみるみる縮まっていき、試合終了間際には32-28と追いつかれてしまったのです。

ですが第2クォーター、同じメンバーのままやけにマーティンが好調。
ここで点差を再度離すと、デュラント、ウェストブルック、イバカがコートに戻りスパーク。
特にイバカは目下ブロック王争いを繰り広げているサンダースを前にこのクォーターだけで5ブロックを記録する大活躍。
ラスト6分を3点だけに抑えるディフェンスも相まって、前半を56-46で終了。

第3クォーター、突如としてイバカとサンダースのダンクの欧州合戦が勃発。
たった3分半の間に2人合わせて4本のダンクがきまる派手な展開となりました。
その中で3Pを効率的に沈めていったバックスが前半の10点ビハインドを徐々に縮めていき、残り45.6秒にはとうとう81-83と逆転したのでした。
サンダーもクォーター終盤何とかデュラントがフリースローを2本沈め同点に追いつきましたが、このクォーターだけでバックスに37点も許してしまったのです。

そうして迎えた第4クォーター。
案の定流れを握っていたバックスは早々に得点をあげサンダーを引き離します。
8:39には87-92と5点差まで広げられてしまったのです。
しかし、ブルックスHCはこの場面ですかさずタイムアウトを要求。
そしてタイムアウト明け、まるで違うチームになったかのようなディフェンスを披露したサンダーはバックスのミスを誘発しファストブレイクから次々と得点していったのです。
気付けばこれが12-2のランになっており、2:48にはウェストブルックがトリプルダブルを達成する10アシストとともにデュラントが3Pを沈めスコアは104-94、実質サンダーが勝利を手中に収めた形に。
その後追いすがるバックスを安定の試合運びでかわし、見事サンダーが勝利したのでした。

○サンダー109-99バックス●
ハイライト

最終的にバックスのFGは37%に対しサンダーは53%。
なのになぜ途中まであれほどまで接戦を繰り広げていたかというと、バックス9回、サンダー13回のターンオーバーの差にさると言えるでしょう。
要は、サンダーは良いディフェンスができている一方でミスも多かったということです。
まあサンダーにとって13回のターンオーバーは少ない方なのですが、いかんせんこの試合に限ってはバックスのターンオーバーが少なすぎました。
それにしても、ブルックスHCはこの試合サビートを起用せずにブリュワーを起用したのにはどんな意図があったのでしょうか。
ただでさえフィッシャーをSGとして起用している為スモールラインナップとなっているのに、更に上背を低くしてきましたからね。
確かにバックスはPFがイリャソバで外よりのプレースタイルだったからというのも関係してきそうですが、果たしてこれはこの試合だったからどうなのか気になるところです。
では個人成績。

ケビン・デュラント

37分の出場で30得点を8リバウンド5アシストを記録。
この試合はエースらしくコンスタントに得点する一方でしっかり周りに気を配ってプレーすることができていました。
その結果19本と普段に比べれば少ないFG数ながら内10本を沈める高確率なシュートと5回のアシストを記録したのです。
しかし、まだ危ないパスをしてしまう場面も多く、この試合は2回のターンオーバーで済みましたが、まだパスカットされてしまいそうな場面は観受けられたと思います。
地味ながらマッチアップ相手であるダニエルズをFG4-12に抑えたディフェンスも評価ポイント。
ミドルジャンパーでのバスケットカウント



ラッセル・ウェストブルック

37分の出場で23得点13リバウンド10アシスト3スティールを記録。
相手がオールスター級のジェニングスだったことも関係あったのでしょうが、試合開始からかなりの攻め気をみせていました。
その結果5回のターンオーバーと当然ミスも多くなってしまうのですが、一方でフリースローを14本獲得する活躍も。
更に持ち前の身体能力を活かしバックスのビッグマンに負けず次々とリバウンドも確保。
イメージとしてはそこまででもなかったのですが、第4クォーター何とか10本目のアシストも記録し、キャリア通算6度目のトリプルダブルを記録しています。
ただ彼の場合トリプルダブルを達成する時は大抵「暴走モード」ではなく「アシストモード」なのですが、この試合はFG6-18が物語っている通り暴走モードとは言わないまでもとてもアシストモードとは言えないプレー内容でした。
つまり今回のトリプルダブルは今までのものとは結果こそ同じものの、内容が全く異なったものと言えるでしょう。
あと、フリースローなんですが、10-14って・・・彼はいつからフリースローがこんなに下手になったんでしょうね。




サージ・イバカ

31分の出場で16得点7リバウンド8ブロックを記録。
この試合勝敗よりもむしろ注目されていたのが、目下ランキング1位2位のイバカとサンダースのブロック王対決だったのです。
厳密には既に前の試合からイバカが0.02本差で1位になっていたのですが、それでも今シーズンのほとんどを1位だったのが他でもないサンダース。
どんなブロック合戦が観られるのか期待してしまうのは至極当然のことだったのです。
しかし、蓋を開けてみるとそれはあまりにも一方的なものとなりました。
イバカはシーズンハイの8本を記録しますが、サンダースはなんと0本。
試合が終わってみるとあっけなく勝敗がついてしまったのです。
何はともあれこれで完全にイバカがランキングで1位となりました。
2年連続でブロック王のタイトル獲得までラストスパートです。
ちなみに、マッチアップ相手だったイリャソバに3P4-6を含む29得点をあげられてしまい、改めてアウトサイド型の選手を苦手としていることを露呈してしまいました。
連続ブロック



ケビン・マーティン

30分の出場で17得点5リバウンドを記録。
昨日の試合は嘘かのようにFG6-12と好調でした。
基本的には自ら1on1を仕掛けるのではなく味方の動きに合わせて得点する感じだったのですが、それでも十分な活躍。
ただ3P1-6やフリースロー4-5とまだまだシュートに関するスランプ継続中でもある為、引き続き改善をお願いしたいところ。



ニック・コリソン

24分の出場で10得点6リバウンドを記録。
まあゴール下でのボールの扱いが上手いのなんの。
サンダースやユドーといった若手がインサイドを務めるバックスに対しベテランとしての風格を見せつけるかのような活躍でした。
結果FG5-6と高確率を記録し、2本ではありますが絶妙なパスも披露しています。
少なくともパーキンスより良い活躍をしていました。

その他
ジャクソン・・・出場時間こそ短かったものの、1本パスフェイクを絡めて素晴らしいフローターシュートがありました。
パーキンス・・・ファールトラブルも相まって満足する活躍はできませんでした。
セフォローシャ・・・速攻でノールックパスを成功させています。
フィッシャー・・・良い言い方をするとベテランらしい、悪い言い方をするとセコイ内容でした。
ブリュワー・・・ただ出場しただけといった感じ。


とうことで連敗阻止。
さて次の試合ですが、オールスターブレイク並の4日間のオフを挟みスパーズとウェストの頂上決戦が待っています。
というより連戦→4日間オフ→連戦ってもう少し上手くスケジュールを組めなかったのですかね。
いくらなんでも変則すぎるような・・・
とりあえずは4日間しっかり休養し、スパーズに是が非でも勝てるようにしてもらいたいです。



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