NBA Thunder Dancer

オクラホマシティ・サンダーを応援していくNBAブログです。

12-13 vs スパーズ4

2013年04月05日 | Thunder 2012-13シーズン
レギュラーシーズンも残すところ7試合。
今回はウェスト頂上決戦という注目の集まっているカードです。
サンダーにとってはホームな上に4日間という充分な休養のとれた体調万全で臨む試合。
一方のスパーズはアウェーな上連戦、しかも主力のジノビリを欠くという、チーム状況だけでみればサンダーが圧倒的有利なことがわかります。
ちなみにここまでの対戦成績は1勝2敗でサンダーが負け越している状況。
こんな有利な条件が揃っているのです、絶対に勝って対戦成績を五分に戻したいところ。

PG ウェストブルック
SG セフォローシャ
SF デュラント
PF イバカ
C パーキンス

やはりこういった条件は選手も分かっているわけで、その意気込みからかサンダーはスタートダッシュに成功します。
いきなりセフォローシャがスティールからダンクをきめると、続けてまたも今度はウェストブルックがスティールからレイアップ
そしてパーキンスのロングショットがきまるおまけつきで6-0とリードを奪います。
その後もイバカの3P等でリードを広げたサンダーは11-4まで点差をつけます。
しかし、さすが現ウェスト1位のスパーズ、ジノビリを欠きながらもじわりじわりと追いついてきて、気づけのば4-12ランで15-16と逆転されてしまったのでした。
ですが、この日のサンダーは違ったのです。
ネタバレになってしまいますが、このスコアはサンダーがスパーズに譲った最初で最後のリードでした。
その流れを作ったのが自他共に認めるスパーズキラーのフィッシャー。
フィッシャーはコートに立つなりいきなり3Pを2本沈める活躍でサンダーの14-2のランを後押し。
その結果、サンダーは29-18と2桁リードを奪いこのクォーターを終了。

第2クォーター、流れの止まないサンダーはまたもフィッシャーが2本の3Pを沈め、7:53で41-21、20点差をつけたのでした。
終盤スパーズにやや反撃をくらうも、52-44と最低限のリードを奪い後半へ。

第3クォーター、またもいきなりセフォローシャの3Pから始まったサンダーは、10:00、セフォローシャのレイアップ→ウェストブルックスティールからの3Pという流れるような5点プレーが飛び出し、その後の流れは変わらず。
ただ最後ニールにブザービーターをきめられてしまい、スコアこそ77-69となっていますが、流れとしてはまだまだサンダーのものでした。

第4クォーター、それでも相手はスパーズ、最後の難関が待ち受けます。
スパーズが2-13のランで87-84と迫ってきたわけですよ。
しかし、こにお難関を突破したのがやはりエースの一発でした。
サンダーはデュラントの3Pを皮切りに再度点差をつけ始め、締めにはウェストブルックがジャンパーを沈め、ゲーム終了。

○サンダー100-88スパーズ●
ハイライト

試合前の条件的にむしろサンダーは勝って当然ではあったものの、やはりこの勝利は嬉しいです。
そしてとても大きい勝利です。
もちろん試合前の条件がそのまま勝因に繋がった部分もありますが、一方で実力で勝った部分も垣間見ることができたと思います。
ホームの声援に押されてオフェンスでもディフェンスでも気迫が違いましたし、スパーズのFG39.8%としっかり数字にも残っています。
あとはスパーズキラーの活躍ですね、まあそれは後で。

何はともあれ、これで対戦成績が五分になりました。
しかも、負け数も並んでいます。
今後の試合結果によっては十分ウェスト首位も狙える位置につけているということが分かるでしょう。
たかがレギュラーシーズンの1試合、されどレギュラーシーズンの1試合、改めてこの勝利を喜びたいと思います。
では個人成績。

ラッセル・ウェストブルック

35分の出場で27得点7リバウンド7アシスト3スティールを記録。
スタッツ通り、それはまあ調子が良かったのですよ。
3Pの派手さは完全にフィッシャーに持っていかれてしまいましたが、陰ながら大きな3Pを2本沈めています。
しかし、この試合もっと注目すべきはパーカーへのディフェンス。
ウェストブルック、パーカー、スパーズと言えばやはり記憶に新しいところで開幕戦のブザービーターが甦りますからね。
あの時は本人も認めた通り、ウェストブルックがパーカーを見失ってしまったことが最大の敗因となっているのです。
そしてこの試合、ウェストブルックはリベンジの意味をこめパーカーをFG1-6、2得点に抑えてみせました。
一方で自分自身はこの成績。
もう言うことありません、素晴らしい活躍でした。
得意のストップ&ジャンプシュート



ケビン・デュラント

44分の出場で25得点9リバウンド6アシスト3アシストを記録。
FG10-20、3P2-3とシュート全般の確率は素晴らしい。
またリバウンドもアシストもブロックもと攻守に渡る活躍もみせています。
しかし一方で、チーム12回のターンオーバーの内彼1人で6回を締めてしまっている点が改善の余地ありです。
いくらアシストを6回記録しても、単純な話ターンオーバーも6回してしまっては意味ないですからね。
あと、これは個人的な希望なのですが、もう少し得点をしてほしい。
ここのところ得点ランク2位のカーメロが50得点、40得点と凄い勢いで追い上げてきているからです。
もちろんチームの勝利最優先なのは分かりますが、一方で彼自身4年連続得点王という快挙目前なわけですから、難しい要望になってしまいますが、チームも勝たせ彼自身も高得点を記録して欲しいです。
デュラントチップイン豪快なワンハンドダンク




デレック・フィッシャー

14分の出場で17得点を記録。
コート立ちいきなり3Pを4本連続で沈める好調っぷり。
今シーズンだけでなく、昨シーズンを含めても一番の活躍だったと思います。
少し遡りますがフィッシャーとスパーズと言えばやはりこの動画。

年月は過ぎましたが、やはり相性が良いと言えると思います。
サンダーとしても対スパーズでここまで活躍してくれるのならば獲得した甲斐があったというもの。
さすがベテラン、さすがフィッシャーです。
プレーオフでもこの活躍に期待。

その他
イバカ・・・ダブルダブルを達成。ブロックも3回としっかり活躍しています。
セフォローシャ・・・グリーンをFG2-7に抑え、自らで11得点を記録。
ジャクソン・・・ややミルズ、デ・コロにかもられていた感はあります。
パーキンス・・・ファールトラブルにより、2得点1リバウンドしか記録できず。
マーティン・・・FG1-6と案の定強豪が相手になると全く活躍できていません。
コリソン・・・得意のチャージを積極的に狙っていましたが、この試合は報われず。

ということで、実はサンダー連戦です。


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