NBA Thunder Dancer

オクラホマシティ・サンダーを応援していくNBAブログです。

12-13 vs ウルブズ4

2013年03月30日 | Thunder 2012-13シーズン
サンダーも今シーズンのレギュラーシーズンは残すところ10試合になりました。
今回の相手は今シーズンここまで2勝1敗としているウルブズ。
相変わらずラブ、ロイといった主力が怪我で欠場していますが、サンダー含め大物食いをたまにやってのけるチームでもあります。

PG ウェストブルック
SG セフォローシャ
SF デュラント
PF イバカ
C パーキンス

この試合ホームがウルブズだったこともあり、サンダーはいきなり0-4と先制されてしまいます。
その後デュラント、ウェストブルックの2枚看板を中心に得点をあげていきますが、分厚いインサイド陣を誇るウルブズの前に執拗以上にインサイドを攻め込まれ結局第1クオーターを23-23で終了。
イメージとしてはよく同点で済ませることができなた、といった感じ。
試合としてのペースは完全にウルブズが握っていました。

第2クォーター、サンダーはセカンドユニットながら最初からサビートのダンク、ジャクソンのスティール→レイアップで連続得点を奪います。
更にフィッシャーの3Pもきまり、一時30-23と点差を7点まで広げました。
しかし、やはり流れはウルブズにあったのです。
なんとそこからウルブズに長きにわたり0-11のランを成功させられてしまうと、サンダーは慌ててデュラント、ウェストブルックをコートに戻すも時すでに遅し。
終盤にはイバカのテクニカルも飛び出し、前半を48-53で終了。

第3クォーター、サンダーはまたもスタートダッシュには成功します。
イバカがオフェンスリバウンドから得点し、ウェストブルックには3Pがヒット。
スコアを56-56と同点にします。
しかし案の定サンダーの流れはここまで。
そこからまたもインサイドを攻め込まれスコアは一時63-72にまで開きます。
終盤意地をみせたサンダーは結局このクォーターを77-80まで戻しますが、それでも尚流れはウルブズだったと思います。

そして第4クォーター、こんな状態のサンダーに力は残っていません。
最初にデュラントのダンクとフリースローで得点をあげましたが、なんとそこから4分半程サンダーは無得点に終わってしまったのです。
その間に点差はどんどん開いていき、とうとう81-92と2桁の点差が開いてしまいました。
最後はいつもと立場が逆となり、サンダーがファールゲームを仕掛けそれをウルブズが難なくこなしたのでした。

●サンダー93-101ウルブズ○
ハイライト

上述した通り今シーズンウルブズは既にサンダーに勝利している為そこまでの大金星とは言えませんが、一方でサンダーにとっては苦手意識を抱いてしまうチームになってしまったかもしれません。
それにしてもサンダーは・・・うーん、たまにこういった感じで取りこぼしをしてしまいますよね。
総リバウンド数で45-53で負けているのは仕方ないことだと思いますが、一方でやはり16回のターンオーバーは多すぎます。
ウルブズが11回しかターンオーバーを記録していない以上、この部分がどうしても敗因になってしまいますから、プレーオフに向けて改めて見直す必要があるでしょう。
では個人成績。

ケビン・デュラント

41分の出場で36得点7リバウンド2ブロックを記録。
この試合はチームこそ負けてしまいましたが、彼自身は絶好調。
最初のシュート10本の内9本を沈め、最終的にもFG13-19とやることはしっかりやったのです。
しかし一方で、ドライブからのアウトレットパスが悉くターンオーバーになっていたという部分は反省すべきだと思います。
とは言っても20得点だった前回の試合では勝利し、36得点の今回は敗戦となんとも皮肉な結果になっています。



ラッセル・ウェストブルック

32分の出場で18得点9アシストを記録。
相変わらずウルブズのPG陣は苦手な模様。
そんでもって彼自身もややシュートタッチが悪かったように思えます。
決してシュートセレクションが悪かったわけではないのですが、いつものタイミングでシュートにいっても全てリングに嫌われてしまうスランプ状態。
とは言えスランプなんて誰にでもあるのでこれに関してはとやかく言いませんが、評価すべきはそこでしっかりパスへの路線変更ができたこと。
簡単な話、自分で得点できないなら味方に得点させようということです。
その影響かターンオーバーも2回に抑えられていますし、チームとして負けながらも良い活躍でした。



サージ・イバカ

35分の出場で10得点11リバウンド5ブロックを記録。
ウルブズのインサイド相手にリバウンドでのダブルダブルは素晴らしいの一言。
ここのところ上り調子なブロックも5本もきめていますし、彼個人は良かったのかなと。
ただ試合途中イライラのあまりテクニカルをコールされてしまったのが玉に瑕。
ビッグブロック



タボ・セフォローシャ

27分の出場で10得点を記録。
3P2-2を含むFG4-5を記録し、こういっては失礼ですが珍しく得点面でチームを引っ張っていました。
ディフェンスは、まあそもそもPG相手みたいなものなので手を焼いてはいましたが、逆にその分得点をあげたのでトントン。
むしろこの試合はマーティンが完全に沈黙していたこともり、彼の活躍がいつも以上に際立っていました。

その他
ジャクソン・・・ウルブズのPG陣への対応は完璧。もっと積極的になっても良かったかもしれません。
マーティン・・・この試合は散々。FG1-9と一番の役割である得点が全くできていませんでした。
フィッシャー・・・3Pを1本きめるも、ターンオーバー2回は多すぎます。
パーキンス・・・ペコビッチにインサイドで押し込まれ、彼自身も4回のターンオーバーと攻守に渡って酷い内容でした。
サビート・・・1本豪快なダンクがあったものの、あとはバレアに股の下を通られそうになる等良い印象はあまりありません。
コリソン・・・3ファール、2ターンオーバー、無得点と珍しく良い活躍なし。

ということで今シーズン20敗目です。
今回の敗戦でウェスト2位が結構濃厚になったと思われますが、せめて3位に落ちないようには頑張っていただきたいと思います。
さて、サンダーは連戦。
次はバックスと対戦します。



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