NBA Thunder Dancer

オクラホマシティ・サンダーを応援していくNBAブログです。

プレーオフ vs ナゲッツ4

2011年04月27日 | 2010-11 プレーオフ
今回は第4戦。ここまで3連勝としているサンダーは勝てばセカンドラウンド進出という試合ですね。

PG ウェストブルック
SG セフォローシャ
SF デュラント
PF イバカ
C パーキンス

試合内容は終始シーソーゲーム。やはり後のない状況に置かれているナゲッツとそれを全力で応援するファン。一方サンダーも本拠地移転後初のファーストラウンド突破がかかった試合。どちらのチームも気合いが入っていました。
第4クォーターになるまで最大得点差が6点というまさに超接戦。得点をきめては取り返しの繰り返しが何度も続いていました。

そして試合が動いたのは第4クォーターになって直後でした。ナゲッツがわずか2点リードでむかえた第4クォーター、始まってすぐにこの試合好調だったローソンが3Pをきめると今度はフェルトン、ローソンのフリースローでいっきに9点差にまで離されてしまいました。
その後デュラントの活躍でまた追い付いたのですが今度は2分44秒、まさに試合終盤に10点差を開かれてしまったのでした。しかし、この試合を象徴するかのようなサンダーの猛反撃で1分にデュラントの3Pがきまり2点差に。
さらにファールゲームの末6秒で4点差になった場面もデュラントが無理やり3Pをねじ込み、2点差に。更に直後のフリースローをフェルトンが1本外してくれたのです。
もうタイムアウトの残っていなかったサンダーはスローインから3.5秒でウェストブルックが自ら運び半ば強引な3Pを放ちました。入れば同点のシュートでしたが、リングに弾かれてしまいサンダーこのシリーズ初の負けとなったのです。
トップ画はそういうことですw

最終スコア 101-104

プレーオフでしか見ることのできない熱い試合でとても良かったのですが、課題点というか反省点はありますね。詳しくはウェストブルックのところで。



では個人成績です。

ケビン・デュラント


41分の出場で31得点5リバウンドを記録。

第4クォーターに3本、終盤に2本3Pをきめ最終的には5/6。この試合これだけの接戦ができたのは他でもない彼のおかげでしょう。シュートにパスにリバウンドに大活躍だったと思います。

しかし、1つ言えるのは自分が点をとるんだという意志が弱いことですね。もしその意思が強ければこの試合勝っていたかもしれません。






ラッセル・ウェストブルック


39分の出場で30得点6リバウンド5アシストを記録。

序盤から積極的に攻めていき終盤になってもバスケットカウントやジャンプシュートをきめてきてくれました。しかし、やはりこの試合に負けてしまった最大の原因は彼だと思うんですよね。

まず、終盤に限らずこの試合デュラントが3P好調だったのは誰の目から見ても明らかでした。そんな中3点差になった場面では必ずと言ってもいいほど彼が3Pを放っていたんですね。結局7本全てを外すというとんでも記録になってしまった上に、1本はエアーボールですからね。

また、終盤レイアップにいった直後ファールではないかと抗議しやさぐれている最中ディフェンスを明らかに怠ってしまい、それが最終的に相手の3Pに繋がってしまう場面もあったのです。

試合を見ている限りデュラントよりもリーダーシップが強いようですが、そろそろ自分の調子を理解してプレーしてもらいたいものですね。特に今はプレーオフですから尚更です。






サージ・イバカ


36分の出場で13得点14リバウンド5ブロックを記録。

第3戦の活躍がマグレではなかったことを証明した試合となりました。得点はもちろんのことブロック、リバウンドといったディフェンス面での成長も見受けられますし、この試合ではテイクチャージも引き出しています。

ファールトラブルに陥らずかつターンオーバーも抑えていてとても良い仕事をしてくれました。






ジェームズ・ハーデン


31分の出場で7得点8リバウンド5アシストを記録。

彼もデュラント同様、自分が得点をするんだという意志が弱いように感じます。この試合そもそも試投数が少なすぎました。たった5本しかシュートをうたず半PG的なポジションでウェストブルックを支えていたのです。

第4クォーターに起用されている選手としてコーチも得点を期待しているのは明らか。あとはできるだけ得点するかとボールを欲しがるかですね。








ニック・コリソン


14分の出場で7得点3リバウンドを記録。

この試合、なぜファールトラブルでもないのにこれしか出場できなかったのかと疑問に思うくらい良い活躍でした。やはり活躍はディフェンス面だったのですが、ちょいちょいオフェンスに参加し(というか合わせですが)高確率でシュートもきめてくれました。

僕的にはパーキンスより彼の方がネネに効率よくマークできると思うんですがね・・・






タボ・セフォローシャ

21分の出場で5得点4リバウンド3アシストを記録。

この試合は第3戦でことごとく外していた3Pをきっちりきめてきてくれましたが、いかんせんディフェンス面が良くなかったと思いました。

アフラロはマークしきれていたのですが、勢いに乗らせてはいけないスミスを終盤ベンチから出てすぐに得点を許すのなどミスがありました。さすがスミスというのかも知れませんがそれを抑えてこそディフェンダーとして出場している意味があるので、今後の活躍に期待しましょう。







エリック・メイナー


第3戦もですが彼の出場時間が極端に少ないですよね。活躍できていなかったりスタートPGの調子が良かったりすればいいのですが、今のところそれが全て逆なのです。この試合もウェストブルックが試合を崩してしまっています。

だったら彼を起用した方が良いのは明らかですよね。最低ダブルガードの起用はした方がいいと思います。でなければ今後ウェストブルックが何かしらの理由で欠場した時どうするんですかね。

彼の出場時間増加を求む。






ケンドリック・パーキンス


26分の出場で3得点6リバウンドを記録。

まだ完全に活躍しているとは言い難いですね。このシリーズの課題であるネネを抑えるは最低限できていますが、まだ課題点は多そうです。

あと運が悪いとは思いました。ただスクリーンアウトをしていただけなのにテクニカルをとられたり、明らかなファールをされてもノーファールだったりと。まあ我慢するしかないですね。サンダーの重要なビッグマンですから。







デカーン・クック

11分の出場で0得点3リバウンドを記録。

このシリーズ初めて3Pをきめることができませんでした。まあ同じ相手がずっと続けば相手も対策してくるので当然かもしれませんが、いかんせん1本しかうつことができなかったのはよろしくありません。

第4クォーターもシュートを期待されて出場していたわけですから、まずシュートをもっとうちましょう。







ナジー・モハメド

7分の出場で0得点を記録。

第3戦に続きほぼ何もできず状態でした。まあスタートのイバカが凄い勢いで成長しているため仕方ないかもしれませんが、もう少し何かできると思います。







ということでスウィープとはいきませんでしたね。セルティックスに続きたかったのですが、しょうがないです。まあ逆にホームでファーストラウンド突破をきめられると考えればそれはそれでいいのかもしれません。

とりあえず次の試合で決定してもらいましょう。


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