NBA Thunder Dancer

オクラホマシティ・サンダーを応援していくNBAブログです。

プレーオフ vs ナゲッツ3

2011年04月25日 | 2010-11 プレーオフ
今回は敵地デンバーに乗り込んでの試合です。今まではファンの声援を味方にプレーすることができましたが、この試合と次の試合は背中に大ブーイングを受けつつプレーをしなければなりません。
果たしてサンダーの運命やいかに←?

PG ウェストブルック
SG セフォローシャ
SF デュラント
PF イバカ
C パーキンス


敵地・プレーオフという慣れない状況下、サンダーの選手達はほとんどプレーオフの経験がありませんからね。いきなり離されたりしないだろうかと心配していたのですが、とんだおせっかいだったようです。
まずウェストブルックが連続してジャンプシュート、レイアップと得点するとデュラントも早速得点したのでした。さすがにリードとはいきませんでしたが、敵地でどうどうと張り合ってプレーすることができていたのです。その後も接戦は続き、終了間際に3Pと速攻で得点を許してしまったものの26-31とまずまずのスコアを残しました。

第2クォーターに入るとさらにサンダーは調子をあげていきます。なんとこのクォーターだけで4本の3Pを沈め30得点を叩き出し、ディフェンスでも相手を18点に抑える攻守でいっきに逆転に成功したのでした。

前半をリードで終了したサンダーでしたがやはりホームチーム相手では一筋縄ではいきませんでした。最初は前半の勢いそのままに得点を重ねていった第3クォーターは残り3分50秒でサンダーが8点リードしていました。しかし、ここから1-11のランで逆転を許してしまったのです。
これにはさすがの2枚看板も苛立ちが隠せなかったようでウェストブルック、デュラントともにテクニカルをとられてしまいました。かくして逆転で盛り上がる会場&ナゲッツ、一方苛立ちから本来のプレーができていないスコアラー2人、という状況で第4クォーターを迎えてしまったんですね。ナゲッツにとってはこの上ない最高の状況、サンダーにとっては負け臭ぷんぷんのいや~な状況になってしまったのです。

しかし、今シーズンのサンダーは昨シーズンのサンダーとは違います。すぐさま得点で追い付くと、そこからデュラントとウェストブルックがどんどん得点を重ねていって再逆転したのです。残り50秒には10点差にまで広げほぼ勝ちを手中に収めました。そんな中思いだすのがレギュラーシーズンのウォリアーズ戦と最終戦のバックス戦。少なくとも1分を切ってから6点以上を同点に追いつかれてしまった試合です。
はい、この試合残り14秒には1点差になっていました。内容を大まか説明するとスミスに2本の3Pをくらいウェストブルックが2本のフリースローを外してしまったというもの。このまま逆転されてしまったら逆の意味で歴史に名を刻むチームになるところでした。
オールでディフェンスしてくる相手に対しサンダーはスローインから2パスでなぜかゴール下でノーマークになっていたイバカにボールが渡り得点。土壇場で3点差にしたのです。
そしてラストチャンスのナゲッツはスミスがボールを持ちますがハーデンが見事なディフェンスで抑え込み、この超熱戦に終止符を打ちました。

最終スコア 97-94

終盤になり悪夢再びとなりかけましたが、さすがにあれだけレギュラーシーズンで経験してきたのですからもういいでしょう(笑)
冷やりとはさせられましたが、勝利できたのはやはり実力の差だと感じた試合でしたね。
ちなみにサンダーが第4クォーターに記録した得点26点の内わけはウェストブルックが13点、デュラントが9点、イバカが4点でした・・・

とりあえずセカンドラウンド進出にリーチです。








では個人成績です。

ケビン・デュラント


42分の出場で26得点6アシスト3ブロックを記録。

相手の徹底的なディフェンスの前にいつもとはほど遠い内容になってしまいました。第1クォーターに関してはFGが1/4ですからね。あまりにもしつこいディフェンスだったためプレーオフではキャリア初のテクニカルもとられてしまいました。

結局FGは7/22という結果になってしましたが、ディフェンスへの取り組みや終盤できちんと得点してきてくれるのは流石でしたね。何よりこの接戦を勝利に導けたのはエースとして合格点だと思います。







ラッセル・ウェストブルック


36分の出場で23得点9リバウンド8アシストを記録。

終始暴れすぎた感は否めませんがスタッツ通りとても良い活躍をしてくれました。ターンオーバーも2回と少なく、フリースローも11/13とたくさん稼ぎ高確率できめてくれました。

しかし、この外した2本が試合終盤だったのが痛いところですね。いかにもプレッシャーに負けたというレッテルを貼られてしまいそうです。本当は接戦でこそ活躍をしてくれる選手なので次の試合あたりに名誉挽回して欲しいものです。








サージ・イバカ


39分の出場で22得点16リバウンド4ブロックを記録。

キャリアハイタイの得点とキャリアハイのリバウンドを記録。記録ほど派手な活躍ではありませんでしたが、充分すぎる活躍をしてくれたと思います。

プレーオフに入ってから不調の続いているミドルシュートはいまだに不調なままでしたが、この試合はとにかくリバウンドからの得点で頑張ってくれました。タップダンクを含むオフェンスリバウンドから最低フリースローをもらい確実にきめたのです。その数10本。得点が伸びたのもこれらを全てきめたからですね。

ブロックは相変わらず派手で見ていてスカッとしますし、今後もなにかしてくれそうで楽しみです。








ジェームズ・ハーデン


31分の出場で10得点5リバウンド2スティールを記録。

この試合では彼の不調とイバカの目を見張るようなプレーで第3スコアラーというポジションを完全に奪われてしまいましたが、それでも要所できめるシュート、ディフェンスで頑張ってくれました。

次の試合での活躍に期待しましょう。








ニック・コリソン


14分の出場で5得点2リバウンドを記録。

この試合は思わぬファールトラブルでプレー時間が制限されてしまったため、いつもの活躍ができませんでしたね。とにかくリバウンドの際のルーズボールファールに敏感なレフェリー達だったらしくサンダー、ナゲッツ関係なく吹かれまくっていました。

まあ14分しか出場していないにも関わらずオフェンスリバウンドを2本稼いでいるのでそれなりの活躍と言ってもいいのではないでしょうか。







タボ・セフォローシャ


21分の出場で4得点3リバウンドを記録。

彼最大の長所である長い腕をこの試合もフルで使って良い活躍をしてくれました。第1クォーターこそ復帰したばかりのアフラロに連続3Pを許してしまったものの時間が経つにつれだんだんといつもの彼に。

途中にはスティールからのダンクも飛び出し、結局アフラロを第1クォーターだけの得点に抑えました。サンダーではやはり彼がディフェンスをしないと始まりませんね。







デカーン・クック


9分の出場で3得点2リバウンドを記録。

やはり出場して最初のシュートはきまるのですが、その後のシュートにはムラがあるようですね。いつものような積極性もあまりなく、この試合は3Pをきめただけになってしまったと思います。








ケンドリック・パーキンス


19分の出場で2得点2リバウンド2ブロックを記録。

彼もまたファールトラブルのため思うようなプレーができていませんでした。結局最後までファールしてはベンチにさがり、出場してはファールをするを繰り返していたように感じます。

前の試合ではできていたネネを抑えるという仕事もこの試合では全く果たせず、何もしないまま終わってしまいましたね。少しかわいそうな判定もありましたが、もうちょっとファールを減らす努力をした方がいいです。







ナジー・モハメド

13分の出場で2得点5リバウンドを記録。

ビッグマンのファールトラブルのため控えからかなりの期待をしていたのですが、まさかの彼もファールトラブル・・・

一応及第点の活躍はしたもののナゲッツ相手ということでもう少し出場してもらいたかったです。やはりサンダーにとってネネは最大の脅威ですからね。






エリック・メイナー


11分の出場で0得点1リバウンド1アシストを記録。

いつも通りパスはさばいていたのですがいかんせんうつ側のシュートが入らず、また自らもシュートが入らずただボールを運ぶだけのプレーになってしまいました。

まあウェストブルックが好調だったため出場時間が短くなったというのもありますが、もう少し活躍してもらいたかったですね。






ということで3連勝です。仮に次の試合負けたとしてもまたホームでの試合なのでなんとか勝てるでしょう。というより歴史上プレーオフで3連勝から敗退したチームはいないらしいのでその第1号にならないよう、きちんと勝ってもらいたいですね。



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