NBA Thunder Dancer

オクラホマシティ・サンダーを応援していくNBAブログです。

12-13 Phoenix Suns

2012年10月06日 | 2012-13 シーズン展望
昨シーズン成績 33勝33敗

ロスター
PG ゴラン・ドラギッチ/セバスチャン・テルフェア/ケンドール・マーシャル/(ディアンテ・ギャレット)
SG ウェズリー・ジョンソン/シャノン・ブラウン/ジャレッド・ダドリー/(オシヤス・ジェファーズ)
SF マイケル・ビーズリー/(PJ・タッカー)
PF ルイス・スコラ/チャニング・フライ/マーキフ・モリス/(アイク・ディオグ)
C マーチン・ゴータット/ジャーメイン・オニール/(ルーク・ゼラー)/(ソロモン・ジョーンズ)

HC アルビン・ジェントリー

青字=移籍してきた選手
赤字=ルーキー
緑字=再契約
()の選手は保証無し

OUT
アーロン・ブルックス→キングスへ
ロビン・ロペス→ホーネッツへ
グラント・ヒル→クリッパーズへ
スティーブ・ナッシュ→レイカーズへ
ロニー・プライス→ブレイザーズへ
ジョシュ・チルドレス→アムネスティ、ネッツへ
アキーム・ウォーリック→ホーネッツへ
ジェローム・ダイソン→ウェイブ、FA
マイケル・レッド→FA


今オフはFA選手も多かった為か、結果的に大幅なロスター変化をしたサンズ。
特に高齢ながらチームの柱として君臨していたナッシュとヒルを放出するのは、ある意味再建を意味するものでもあったのです。
サンズは他にもロビン・ロペス、ブルックスと主力として活躍していた選手を放出しています。
そして諸々の選手放出に変わり、つまり再建を担うべき選手と候補に挙がったのがホーネッツから制限付きFAとなっていたエリック・ゴードンだったのです。
昨シーズンをほぼ怪我で過ごしていた選手にも関わらず、サンズは躊躇なくMAX契約を提示したんですね。
ドラ1と有望な選手を獲得したばかりのホーネッツだっただけにタイミング、金額ともに上手いと思われたのですが、悩みに悩みぬいたホーネッツはこの契約にマッチしてきたのでした。
当然この結果を受けて今オフのプランが白紙になってしまったのは他でもないサンズだったのです。

サンズが今オフ求めていたのはナッシュ、ヒルに変わるチームを代表するエースでした。
しかし、当初予定していたゴードンを獲得できず、プランBで移行したサンズが次に狙ったのはドラギッチとビーズリーだったのです。
ビーズリーはともかくとしてドラギッチには4年/30milの高額を提示しておりまして、まんまナッシュとヒルに変わる選手を早急に求めていたと考えられたのでした。
まあドラギッチと言えば約2シーズンナッシュの控えとしてプレーしていただけに、サンズフロントの期待があがってしまうのも分かりますけどね。
また、PGにはルーキーのマーシャルもいますので、若手成長の意味でもそれほど悪い契約だとは思いません。
しかしながら、ドラギッチにしてもビーズリーにしてもチームを代表するまでの選手か?と問われた場合は疑わしく思ってしまうのが正直な部分であり、従ってこれでは今オフの課題解決には繋がっていないと言えるでしょう。

そうした中、棚からぼた餅でスコラ、2年/7milという安めの金額で再契約のシャノン・ブラウン、トレードでウルブズからウェズリー・ジョンソン獲得と次々と新ロスターを完成させてサンズだったのですが、いかんせんどの選手も良くて準レギュラーレベルであり、いずれもチームを代表できるまでの人材ではなかったのです。
そして結局、今オフはほとんど補強が終了。
細々とジャーメインを獲得したりもしましたが、大した戦力アップには繋がらないと思います。

全ての原因はエリック・ゴードンの獲得に失敗したことでしょう。
補強の結果、粒ぞろいであるロスターにはなっていますが、だからと言って強いチームになったとは思いませんからね。
僕はまだ昨シーズンの方が良いチームだったと思っています。
特にインサイドはゴータット、スコラの控えが衰えに拍車がかかってるジャーメイン、シーズン絶望が確定しているフライですからね。さすがにスカスカすぎますよ。
まあ、偶然にもスタートを張る予定のジョンソンとビーズリーはウルブズ、ドラギッチとスコラはロケッツという風に、新メンバーながら今シーズンが初の顔合わせではない組み合わせも存在している為、ケミストリー構築、再建において多少なりとも有利に働いてくれるはずです。

ナッシュとのトレードで大量に手に入れた将来の指名権と成長株の若手に期待しつつ、今シーズンは辛抱の年となるでしょうね。
個人的予想ながらシーズン中にアルビン・ジェントリーHCは解雇されそう。


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2 コメント

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Unknown (レディック)
2012-10-09 12:40:29
ロスターを見る限りスタートが怪我でもしたら、かなり脆いという印象を受けます。
ナッシュが抜けてからの最初シーズンなのでどのようなチーム作りをしていくかが重要になってくると思いますが、今シーズンは大負けとはいきませんが、負けが込むシーズンになりそうな気がします。

個人的にはケンドールU+2022マーシャルの活躍に期待しています。
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レディックさん (kdu)
2012-10-09 23:41:27
怪我はどこのチームにも言えるのですが、中でもサンズはその影響を大きく受けそうです。
それだけギリギリの戦力ということなのでしょうが。
かくいう新人マーシャルも大学時代に怪我の経験がありますしね。

ナッシュ、ヒルという高齢ながら曲りなりにもチームを引っ張っていた2人が抜けたのです。
負け込み必須、そこから何を得られたか?が重要となるシーズンになりそうですね。
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