昨シーズン成績 35勝31敗
ロスター
PG ジュリュー・ホリデー/ロイヤル・アイビー/(マリーク・ウェインズ)
SG エバン・ターナー/ニック・ヤング/ジェイソン・リチャードソン/(ザビエル・サイラス)
SF ドレル・ライト/(ダミアン・ウィルキンス)
PF サディーアス・ヤング/ラボイ・アレン/アーネット・モートリー/(デビン・シーシー)
C アンドリュー・バイナム/スペンサー・ホーズ/クワミ・ブラウン/(ダン・ガズリッチ)/(ミッキー・ムーア)
HC ダグ・コリンズ
青字=移籍してきた選手
赤字=ルーキー
緑字=再契約
()の選手は保証無し
OUT
ルー・ウィリアムズ→ホークスへ
クレイグ・ブラッキンス→Angelico Biella(イタリア)へ
エルトン・ブランド→アムネスティ、マブスへ
アンドレ・イグドラ→ナゲッツへ
ニコラ・ヴセビッチ→マジックへ
モー・ホークレス→マジックへ
ジョディ・ミークス→レイカーズへ
サム・ヤング→ペイサーズへ
ダレル・ワトキンス→ウェイブ、FA
トニー・バティ→FA
昨シーズンは周囲の予想を遥かに上回るスタートダッシュに成功し、同時に多くの驚きを与えた76ers。
その原因は現代主流のセルティックス、ヒートといったビッグ3体制とは全く逆のもので、チーム全員で勝利する全員バスケットを展開していった結果なのでした。
シーズン終盤ややスローダウンしてしまってはいますが、ローズを欠いた1位のブルズを8位シードでありながら軽く蹴って2ndラウンドに進出。
そこで戦ったセルティックスとも第7戦までもつれる大接戦を繰り広げ、最終的には敗退してしまったものの来シーズンに向けて期待の持てるチームとなっていました。
しかしながら今オフ、皆さんご存じだとは思いますが76ersは思わぬ動きを取っているのです。
昨シーズンの全員バスケットの中心として、また76ers一筋8年のアンドレ・イグドラを放出してしまったのでした。
その他にもチームハイの得点を記録していたルー・ウィリアムズやインサイドの核だったエルトン・ブランドと主力の選手達をことごとく放出して行ったんですね。
そしてこの代わりとしてチームにやってきたのが実質レイカーズからの独り立ちとなったバイナムだったのです。
バイナムは昨シーズン初にして、オールスターのスタートに選出され、曲りなりにもリングを2つ持っている現役ではハワードに次ぐビッグマン。
一方でレイカーズはハワード獲得の為とは言え、彼への精神的未熟さや激しいモチベーションの変動を危惧してトレードに出しました。
バイナム自身は会見でかなりのやる気をみせていましたが、僕自身、今まで常勝チームでプレーしていただけあっていきなり彼が何度負けても泥臭く頑張っている姿はとても想像できないんですね。
ましてや、そもそもが怪我に悩まされてきた選手ですから、そういった点安定した活躍を見込める確率は低いのではないしょうか。
妥当に行けば今シーズンもイーストでオールスターのスタートに選出されるのでしょうが、下手したらそれすらヒバートへ明け渡してしまうかもしれませんよ。
そしてそして、他にも獲得した選手はいます。
ベンチからの得点力ならばリーグでも屈指のニック・ヤング、3Pに定評のあるドレル・ライトとリチャードソン。
何気にサンダーからFAになっていたアイビーの獲得は戦力面意外でも大きかったのかなと。
まあ昨シーズンに多少は劣るものの、最低限のバックコートは組めたとは思われます。
ただ、その中の補強でやや疑問が残る部分がありまして、それはホーズとの再契約なんですね。
もともとホーズは今オフに退団濃厚と言われており、この時点で2年/13milという再契約には驚きだったのです。
その後、エルトン・ブランドをアムネスティルールでウェイブした為、多少なりともこれを踏んでの再契約だったのかと思えなくはないものとなっていったのですが、ここでバイナム獲得でしたからね。
藪から棒に起きたトレードだった為とは言え、それならばトレードを断ればよかっただけに疑問の残る結果となってしまったのでした。
ホーズをPFとしてバイナムとの同時起用も考えられますが、だったらブランドがいなくなって張りきっているサディーアス・ヤングがいますし、再契約を果たしたラボイ・アレンだっています。
1巡目ルーキーのモートリーもいますしね。
大前提にそもそもホーズはCしか出来ませんよ。
オフェンスでは脅威となるかもしれませんが、今や203cmが普通にPFをこなしている時代、216cmの彼にこの選手達を守れるわけがないのです。
やはりこうなってくると将来に向け2年/13milという高額オファーが枷になってきますね。
まあとは言っても、今シーズンも全員バスケットを展開することが予想される76ers。
確かに戦力ダウンや不安要素を大量に含んでいますが、ここ数年の"プレーオフには進出したものの中途半端に負けてしまう"ある意味変わり映えのない成績を打開したかったのだと思います。
その為の、多少の博打だと思えば納得もできますね(ホーズとの再契約はやはりいらないと思いますが)。
成長著しい若手もいますし、今シーズンもプレーオフには出れると思います。
全員バスケットの中でも今まではイグドラを中心としたチームでしたが、今後はバイナム、そしてホリデーがその役割を担って行くでしょう。
良い方向に転べば、今シーズンのオールスターの舞台に2人がいる可能性も充分あります。
目標はあくまで今まで打開できなかった2ndラウンドの壁突破。
昨シーズンからだいぶシステムも変わると思われる中、ダグ・コリンズHCがどのように組み立てるかも注目ですね。
ロスター
PG ジュリュー・ホリデー/ロイヤル・アイビー/(マリーク・ウェインズ)
SG エバン・ターナー/ニック・ヤング/ジェイソン・リチャードソン/
SF ドレル・ライト/(ダミアン・ウィルキンス)
PF サディーアス・ヤング/ラボイ・アレン/アーネット・モートリー/
C アンドリュー・バイナム/スペンサー・ホーズ/クワミ・ブラウン/
HC ダグ・コリンズ
青字=移籍してきた選手
赤字=ルーキー
緑字=再契約
()の選手は保証無し
OUT
ルー・ウィリアムズ→ホークスへ
クレイグ・ブラッキンス→Angelico Biella(イタリア)へ
エルトン・ブランド→アムネスティ、マブスへ
アンドレ・イグドラ→ナゲッツへ
ニコラ・ヴセビッチ→マジックへ
モー・ホークレス→マジックへ
ジョディ・ミークス→レイカーズへ
サム・ヤング→ペイサーズへ
ダレル・ワトキンス→ウェイブ、FA
トニー・バティ→FA
昨シーズンは周囲の予想を遥かに上回るスタートダッシュに成功し、同時に多くの驚きを与えた76ers。
その原因は現代主流のセルティックス、ヒートといったビッグ3体制とは全く逆のもので、チーム全員で勝利する全員バスケットを展開していった結果なのでした。
シーズン終盤ややスローダウンしてしまってはいますが、ローズを欠いた1位のブルズを8位シードでありながら軽く蹴って2ndラウンドに進出。
そこで戦ったセルティックスとも第7戦までもつれる大接戦を繰り広げ、最終的には敗退してしまったものの来シーズンに向けて期待の持てるチームとなっていました。
しかしながら今オフ、皆さんご存じだとは思いますが76ersは思わぬ動きを取っているのです。
昨シーズンの全員バスケットの中心として、また76ers一筋8年のアンドレ・イグドラを放出してしまったのでした。
その他にもチームハイの得点を記録していたルー・ウィリアムズやインサイドの核だったエルトン・ブランドと主力の選手達をことごとく放出して行ったんですね。
そしてこの代わりとしてチームにやってきたのが実質レイカーズからの独り立ちとなったバイナムだったのです。
バイナムは昨シーズン初にして、オールスターのスタートに選出され、曲りなりにもリングを2つ持っている現役ではハワードに次ぐビッグマン。
一方でレイカーズはハワード獲得の為とは言え、彼への精神的未熟さや激しいモチベーションの変動を危惧してトレードに出しました。
バイナム自身は会見でかなりのやる気をみせていましたが、僕自身、今まで常勝チームでプレーしていただけあっていきなり彼が何度負けても泥臭く頑張っている姿はとても想像できないんですね。
ましてや、そもそもが怪我に悩まされてきた選手ですから、そういった点安定した活躍を見込める確率は低いのではないしょうか。
妥当に行けば今シーズンもイーストでオールスターのスタートに選出されるのでしょうが、下手したらそれすらヒバートへ明け渡してしまうかもしれませんよ。
そしてそして、他にも獲得した選手はいます。
ベンチからの得点力ならばリーグでも屈指のニック・ヤング、3Pに定評のあるドレル・ライトとリチャードソン。
何気にサンダーからFAになっていたアイビーの獲得は戦力面意外でも大きかったのかなと。
まあ昨シーズンに多少は劣るものの、最低限のバックコートは組めたとは思われます。
ただ、その中の補強でやや疑問が残る部分がありまして、それはホーズとの再契約なんですね。
もともとホーズは今オフに退団濃厚と言われており、この時点で2年/13milという再契約には驚きだったのです。
その後、エルトン・ブランドをアムネスティルールでウェイブした為、多少なりともこれを踏んでの再契約だったのかと思えなくはないものとなっていったのですが、ここでバイナム獲得でしたからね。
藪から棒に起きたトレードだった為とは言え、それならばトレードを断ればよかっただけに疑問の残る結果となってしまったのでした。
ホーズをPFとしてバイナムとの同時起用も考えられますが、だったらブランドがいなくなって張りきっているサディーアス・ヤングがいますし、再契約を果たしたラボイ・アレンだっています。
1巡目ルーキーのモートリーもいますしね。
大前提にそもそもホーズはCしか出来ませんよ。
オフェンスでは脅威となるかもしれませんが、今や203cmが普通にPFをこなしている時代、216cmの彼にこの選手達を守れるわけがないのです。
やはりこうなってくると将来に向け2年/13milという高額オファーが枷になってきますね。
まあとは言っても、今シーズンも全員バスケットを展開することが予想される76ers。
確かに戦力ダウンや不安要素を大量に含んでいますが、ここ数年の"プレーオフには進出したものの中途半端に負けてしまう"ある意味変わり映えのない成績を打開したかったのだと思います。
その為の、多少の博打だと思えば納得もできますね(ホーズとの再契約はやはりいらないと思いますが)。
成長著しい若手もいますし、今シーズンもプレーオフには出れると思います。
全員バスケットの中でも今まではイグドラを中心としたチームでしたが、今後はバイナム、そしてホリデーがその役割を担って行くでしょう。
良い方向に転べば、今シーズンのオールスターの舞台に2人がいる可能性も充分あります。
目標はあくまで今まで打開できなかった2ndラウンドの壁突破。
昨シーズンからだいぶシステムも変わると思われる中、ダグ・コリンズHCがどのように組み立てるかも注目ですね。
ホーズがPF?でかすぎだろ!って
PFはヤングで十分です。彼はもっとPTあげてもいいと思うんですけどねぇかなりいい選手なので
ちょうど良くヤングもいることですし、ブランドがいなくなった今こそスタートで起用でするべきだと思います。