今シーズンもトレード市場が活発化してきました。
トレードに積極的なチームがバイヤー(買い手)、セラー(売り手)という表現をされる昨今ですが、ことサンダーはどちらにも該当しません。
しかし、99%トレードに顔を出すことでしょう。
サンダーはバイヤーでもセラーでもなく新概念”ドラフトピッカー”だからです。
ここ数シーズンにわたり、2030年までに蓄えた指名権の数は
1巡目14本、2巡目22本の計36本。
お分かりの通り、既に指名する目的ではとても捌ききれない数になっています。
つまり、トレードに顔を出すことによって指名権の本数を圧縮し価値を高めたり、他の有用性の高いものにするということが考えられるわけです。
そこで、長くなりましたが、今回のテーマは
「サンダーの持つ指名権の価値ランキング」
です。
実は、サンダーの持つ指名権は複雑な条件が付いており、その上貰い受ける先のチームの成績によって順位が変動する為、同じ年の指名権であっても価値が大きく変わります。
例:Top10が確実な指名権と1巡目でも20位以降しか狙えない指名権は、当然前者の方が価値が高いです。
また、トレード情報が出た時
「〇〇年〇巡目指名権を放出」
と記載されていても、価値が高いのか低いのか分からないと思います。
その時にこのランキングを見て一発で判断できるようにしてしまおうという趣旨のものになります。
数が多いので、1巡目の14本のみでランキングしている旨ご了承ください。
※サンダーの持つ指名権一覧完成版はトレードデッドライン終了後に掲載予定です。
1位 クリッパーズの2026年1巡目指名権
プロテクトがなく、現在から2年後のクリッパーズの成績に応じた指名権が必ずサンダーにわたります。
カワイ・レナードは35歳、ポール・ジョージは再契約で残っていたとしても36歳、向こう数年の指名権はサンダーが囲い込んでいるため、ロッタリーでも上位が狙えると予想します。
2位 自前の2024年1巡目指名権
サンダー自前の指名権ながらロケッツとの交換権があり、現在の成績の場合、実質ロケッツの指名権。プロテクトはTop4。
シーズン前の予想を上回る快進撃を続けるロケッツですが、現在はまだプレーオフ、プレーイン圏外。
このままの順位だとプロテクトにも掛からず、ロッタリー下位の10~14位が期待できます。
シェングンの伸びしろが尋常じゃないので、そこだけが心配です。
3位 自前の2025年1巡目指名権
自前指名権ですが、クリッパーズかロケッツ(Top10プロテクト)のどちらか好きな方と交換可能な指名権。
現実的なところクリッパーズの指名権になると予想します。
1位にした2026年の指名権と比べると、レナード、ポール・ジョージがともに契約下にあり、更に当然ですが1歳若いこともあり、この位置に置きました。
4位 クリッパーズの2027年1巡目指名権
プロテクトなし。理由は1位のクリッパーズの指名権と同じですが、もしかしたら空いたキャップスペースで大物FAを獲得し強豪になっている可能性もあるため、この順位に置きました。
5位 ジャズの2024年1巡目指名権
プロテクト(2024年Top10、2025年Top10、2026年Top8)。
順当に行くと今シーズンサンダーに渡りますが、ロッタリー内でも上記の通りプロテクトが厳しめで最終的にサンダーに渡らない可能性もあります。
しかし、2026年までチャンスがあり下位指名ながらも指名権がもらえると考えると価値は高いです。
6位 自前の2026年1巡目指名権
サンダー自前の指名権ながらロケッツとの交換権(Top4プロテクト)があり、成長著しい2チームなので、1巡目下位指名となるでしょう。
しかし、より良い方を選択できる権利があるので、この順位に置きました。
7位 ヒートの2025年1巡目指名権
プロテクト(2025年Top14、2026年なし)。
プロテクト内容がシンプルながら、ヒートが余程下手なチーム編成をしない限り、サンダーには下位指名しか渡らないでしょう。
2025年、2026年と連続でヒートが再建に入った場合、サンダーは2026年に高順位がもらえます。
8位 76ersの2025年1巡目指名権
プロテクト(2025年Top6、2026年Top4、2027年Top4→2027年2巡目)。
76ersは現在強豪であり、少なくとも来シーズンも成績を落とすとは考えにくいので、プロテクトが散々掛かっていますが、順当に2025年の下位指名になると予想されます。
9位 クリッパーズの2024年1巡目指名権
プロテクトなしなのでサンダーのものにはなりますが、クリッパーズの強さと勝率を考慮すると1巡目下位となることが濃厚です。
10位 自前の2027年1巡目指名権
ナゲッツの1巡目指名権(Top10プロテクト)との交換権も要しており、場合によっては化ける場合もありますが、両チームとも強豪になっていると予想し、この順位にしました。
11位 自前の2028年1巡目指名権
12位 自前の2029年1巡目指名権
13位 自前の2030年1巡目指名権
14位 ナゲッツの2029年1巡目指名権
Top5プロテクトがついており、将来の指名権すぎて評価が難しいため、最下位としました。
まとめると
1位 クリッパーズ2026年
2位 自前2024年
3位 自前2025年
4位 クリッパーズ2027年
5位 ジャズ2025年
6位 自前2026年
7位 ヒート2025年
8位 76ers2025年
9位 クリッパーズ2024年
10位 自前2027年
11位 自前2028年
12位 自前2029年
13位 自前2030年
14位 ナゲッツ2029年
以上となります。
それでは、トレードを楽しみましょう。
トレードに積極的なチームがバイヤー(買い手)、セラー(売り手)という表現をされる昨今ですが、ことサンダーはどちらにも該当しません。
しかし、99%トレードに顔を出すことでしょう。
サンダーはバイヤーでもセラーでもなく新概念”ドラフトピッカー”だからです。
ここ数シーズンにわたり、2030年までに蓄えた指名権の数は
1巡目14本、2巡目22本の計36本。
お分かりの通り、既に指名する目的ではとても捌ききれない数になっています。
つまり、トレードに顔を出すことによって指名権の本数を圧縮し価値を高めたり、他の有用性の高いものにするということが考えられるわけです。
そこで、長くなりましたが、今回のテーマは
「サンダーの持つ指名権の価値ランキング」
です。
実は、サンダーの持つ指名権は複雑な条件が付いており、その上貰い受ける先のチームの成績によって順位が変動する為、同じ年の指名権であっても価値が大きく変わります。
例:Top10が確実な指名権と1巡目でも20位以降しか狙えない指名権は、当然前者の方が価値が高いです。
また、トレード情報が出た時
「〇〇年〇巡目指名権を放出」
と記載されていても、価値が高いのか低いのか分からないと思います。
その時にこのランキングを見て一発で判断できるようにしてしまおうという趣旨のものになります。
数が多いので、1巡目の14本のみでランキングしている旨ご了承ください。
※サンダーの持つ指名権一覧完成版はトレードデッドライン終了後に掲載予定です。
1位 クリッパーズの2026年1巡目指名権
プロテクトがなく、現在から2年後のクリッパーズの成績に応じた指名権が必ずサンダーにわたります。
カワイ・レナードは35歳、ポール・ジョージは再契約で残っていたとしても36歳、向こう数年の指名権はサンダーが囲い込んでいるため、ロッタリーでも上位が狙えると予想します。
2位 自前の2024年1巡目指名権
サンダー自前の指名権ながらロケッツとの交換権があり、現在の成績の場合、実質ロケッツの指名権。プロテクトはTop4。
シーズン前の予想を上回る快進撃を続けるロケッツですが、現在はまだプレーオフ、プレーイン圏外。
このままの順位だとプロテクトにも掛からず、ロッタリー下位の10~14位が期待できます。
シェングンの伸びしろが尋常じゃないので、そこだけが心配です。
3位 自前の2025年1巡目指名権
自前指名権ですが、クリッパーズかロケッツ(Top10プロテクト)のどちらか好きな方と交換可能な指名権。
現実的なところクリッパーズの指名権になると予想します。
1位にした2026年の指名権と比べると、レナード、ポール・ジョージがともに契約下にあり、更に当然ですが1歳若いこともあり、この位置に置きました。
4位 クリッパーズの2027年1巡目指名権
プロテクトなし。理由は1位のクリッパーズの指名権と同じですが、もしかしたら空いたキャップスペースで大物FAを獲得し強豪になっている可能性もあるため、この順位に置きました。
5位 ジャズの2024年1巡目指名権
プロテクト(2024年Top10、2025年Top10、2026年Top8)。
順当に行くと今シーズンサンダーに渡りますが、ロッタリー内でも上記の通りプロテクトが厳しめで最終的にサンダーに渡らない可能性もあります。
しかし、2026年までチャンスがあり下位指名ながらも指名権がもらえると考えると価値は高いです。
6位 自前の2026年1巡目指名権
サンダー自前の指名権ながらロケッツとの交換権(Top4プロテクト)があり、成長著しい2チームなので、1巡目下位指名となるでしょう。
しかし、より良い方を選択できる権利があるので、この順位に置きました。
7位 ヒートの2025年1巡目指名権
プロテクト(2025年Top14、2026年なし)。
プロテクト内容がシンプルながら、ヒートが余程下手なチーム編成をしない限り、サンダーには下位指名しか渡らないでしょう。
2025年、2026年と連続でヒートが再建に入った場合、サンダーは2026年に高順位がもらえます。
8位 76ersの2025年1巡目指名権
プロテクト(2025年Top6、2026年Top4、2027年Top4→2027年2巡目)。
76ersは現在強豪であり、少なくとも来シーズンも成績を落とすとは考えにくいので、プロテクトが散々掛かっていますが、順当に2025年の下位指名になると予想されます。
9位 クリッパーズの2024年1巡目指名権
プロテクトなしなのでサンダーのものにはなりますが、クリッパーズの強さと勝率を考慮すると1巡目下位となることが濃厚です。
10位 自前の2027年1巡目指名権
ナゲッツの1巡目指名権(Top10プロテクト)との交換権も要しており、場合によっては化ける場合もありますが、両チームとも強豪になっていると予想し、この順位にしました。
11位 自前の2028年1巡目指名権
12位 自前の2029年1巡目指名権
13位 自前の2030年1巡目指名権
14位 ナゲッツの2029年1巡目指名権
Top5プロテクトがついており、将来の指名権すぎて評価が難しいため、最下位としました。
まとめると
1位 クリッパーズ2026年
2位 自前2024年
3位 自前2025年
4位 クリッパーズ2027年
5位 ジャズ2025年
6位 自前2026年
7位 ヒート2025年
8位 76ers2025年
9位 クリッパーズ2024年
10位 自前2027年
11位 自前2028年
12位 自前2029年
13位 自前2030年
14位 ナゲッツ2029年
以上となります。
それでは、トレードを楽しみましょう。
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