先輩たちのたたかい

東部労組大久保製壜支部出身
https://www.youtube.com/watch?v=0us2dlzJ5jw

全泰壱(チョンテイル) は復活した!5月の労働者として!

2020年05月06日 19時37分56秒 | 闘いの歌・唄など
全泰壱(チョンテイル) は復活した!
5月の労働者として!
 
お父さんとチョンテイル(原題:아빠와 전태일)




韓国・労働ラップグループ、Z.E.N
曲名【お父さんとチョンテイル

バイオリンの<曲インターナショナル>をバックに、
(ラップ) 闘う父が娘に静かに話しかける、
娘「とうさん」
(ラップ) 闘って死んでいった労働者チョン・テイルを
伝える激しいアジテーション

あくまで小声でしかし力強く語り続ける父
娘の・・・

労働者チョン・テイルと労働者の慟哭 
「チョンテイルは復活した。5月の労働者として!」

娘「とうさん、とても誇らしいとうさん」

曲の最後はデモ隊の
「解雇反対!闘うぞ!」
シュプレヒコールとアジテーションが近づき、また遠ざかっていく。
******************

歌詞訳(略)
<お父さんとチョンテイル>

機械のように働いてばかりいた まじめに、本当に、本当に、まじめに
「お父さん大変だったでしょう?」
貧しくても、つらいとは思わなかった
大切なおれの息子や娘たち
愛するおれの子供たち
おまえたちがいるから
「お父さん..ありがとう」

金もなく、力もないが、チョンテイルは人間だ!
勉強することもできず、楽な暮らしができなくても人間は人間だ!
油にまみれても、おれたちは人間だ!

あいつもたおれ、おれもたおれてしまった
「お父さん...それはお父さんが悪いんじゃないでしょう?」
朝から晩まであちこちをさ迷い どんな仕事でもするから仕事をさせてくれと
つらい仕事でも危険な仕事でも
バカみたいに、熱心に仕事だけをしたんだ
「アッパ...」
「お父さん...」
金持ちのやつらはどいつも責任をとらず国の金を食いつくす
つらい思いをして働いたのに整理解雇とはどういうことだ!
何十年も耐えるだけ耐えてきたのに

労働者も人間だ! 労働者も人間だ! 労働者も人間だ!!
今こそ言おう
この地の主人公は労働者だと おれたちこそが世の中の中心なのだと

「お父さん...私、お父さんが誇らしい」
死んでも、子供たちにこんな世の中を残さないぞ.
絶対に...絶対に...
「アッパ、サランヘヨ」
「お父さん、愛しているわ」

5月のチョン・テイル 5月の労働者よ
世界を我が手に 労働解放を我が手に
チョンテイルは復活した。5月の労働者として!
チョンテイルは復活した。5月の労働者として!
チョンテイルは復活した。5月の労働者として!

闘いを、心を、ひとつにしよう
労働者よ、血と涙の闘士よ
腐敗したこの世の中に闘いを宣告しよう!
友よ、この地の労働者よ
おれの死を無駄にしないでくれ...
(デモ隊のシュプレヒコールが流れる・・・)

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故全泰壱(チョンテイル)は17歳でソウル平和市場縫製工場の労働者となる。劣悪な労働環境と軍事独裁政権下で労働運動に参加します。

1970年11月、たたかいを弾圧する警察・機動隊に「労働者だって人間だ」「労働法を守れ」「僕の死を無駄にするな」と叫びながら自ら全身ガソリンの火だるまとなり死を持って抗議します。22歳という若さでした。

韓国の労働者は全泰壱(チョンテイル)の志を受け止め、次々と立ち上がります。今も韓国労働運動の多くの集会や行動の開始には必ず「黙祷」から始めるのはこういう意味があるのです。

2005年、焼身自殺から35年目、清渓川復元事業に伴い清渓6~7街を「全泰壱通り」と命名し、彼の彫像と銅板が敷かれた橋が建設され彫像の除幕式が行われました。

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