新型インフルエンザ対策

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<塩野義製薬>初の国産インフル治療薬を発売 点滴型

2010年01月26日 | このごろの新型インフルエンザ関連情報
<塩野義製薬>初の国産インフル治療薬を発売 点滴型
1月26日19時19分配信 毎日新聞

 塩野義製薬は26日、点滴のインフルエンザ治療薬「ラピアクタ」を27日に発売すると発表した。国内開発のインフルエンザ治療薬は初めてで、3月末までに約70万人分を供給する。飲み薬のタミフル、吸入薬のリレンザに次ぐ第3の治療薬で、新型を含むA、B型インフルエンザが対象。5日間投与するタミフル、リレンザと異なり、通常は点滴で1回(約15分間)の投与で済む。人工呼吸器を装着する重症患者にも使いやすく、治療薬選択の幅が広がる。

詳細は
毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100126-00000075-mai-soci

インフルエンザに罹患したときの薬が発売されます。1回だけの投与(15分間の点滴)でタミフルより効果的だそうです。保険はきくのでしょうね。
新薬は出ることによってインフルエンザ(新型インフルエンザ)で苦しめられる期間が短くなります。薬剤耐性ウイルスが出てきますから、新しい薬が出てくるかおとは有難いですね。


サスペンス「真由子」その7

 川田が鍵のことで報告があると言って来た。彼は私に会うと、妙な話ですがと前置きして言った。彼は既に同じ合鍵を作って持っている。
「あの鍵を見せましてね、近頃こういう鍵の合鍵を注文した人はいないかと聞いて回ったんです。ところが、第二千葉商事の近くの店の主人が、それなら3ヶ月ほど前、千葉商事に呼ばれて、社長におうせつかって作ったというんですよ。」
 私はそれを聞いたとたん、瀬川の顔を想いだした。真由子は彼のために、合鍵をつくったに違いない。彼はそれで時々彼女を訪ねていた。
 あの夜、私と入れ違いに彼が来た。彼女をチャイムで呼んだが、真由子は私と寝たあとだったので、今晩は嫌だと答えた。
 彼は合鍵で玄関を開け、あの長い腕で鎖を外し中に入った。
 真由子といさかいになった。彼は私のことを言い、嫉妬に狂って彼女を殺してしまった。私が殺したように見せかけるため、玄関を密閉して出た。
 しかし、密閉して鎖までかけたというのは少しおかしい。この完全密閉と絞殺ということには私ははじめからひっかかっている。
 川田が私のぼんやりした顔を見ながら言った。
「何を考えておられるんですか? この件は警察に報告して調べてもらった方がいいですよ。」
 私もそう考えはじめていた。瀬川は一筋縄では捕まえられそうにない。警察の力を借りた方がよさそうである。
 川田は警察に出かけた。私は未ださっきの続きをいろいろと考えていた。
 昼前に川田が帰ってきて、せかせかと言った。
「合鍵のことは問題なかったですよ、警察はお手伝いの戸田ふみの供述で知っていました。お手伝いに合鍵を持っているかどうか、それを何処かに忘れたことはないかと訊かれて、自分はそれを持っていて、朝、玄関が締まっているときは自分の鍵で開けていたこと、3ヶ月程前、奥さんの方が鍵を何処かに置き忘れたと言い、合鍵を作るから自分の持っている鍵を一寸貸してくれと言われたことを供述しています。」
 私はそうだったのかと少し安堵した。真由子の鍵は彼女のハンドバッグの中にあったことを知っていた。
 しかし忘れたという鍵は追及する必要がありそうだ。それについては警察も捜していると川田は言った。
 一日おいて、川田が報告にやってきた。
「社長のなくしたという鍵が見つかったらしいですよ。さすが警察ですな、会社の中で捜していたところ、宣伝課長が拾っていたということです。誰の鍵かわからぬまま、引き出しに入れて忘れていたと言ったそうです。」
「その男と一度会いたいな。」
「それは私が取り計らいます。彼も犬を飼っていて、時々犬を連れて散歩するということですから、犬と一緒に行かせましょう。」
「それはいいな、犬同志が会ったらどうなるかな?」
   (つづく)

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