新型インフルエンザ対策

新型インフルエンザとその対策について、多くの人に知ってもらいたい。このサイトの情報により生じた損害には責任を負いません。

低い死亡率、少ない妊婦患者―新型フル、日本は特異?

2010年02月16日 | このごろの新型インフルエンザ関連情報
低い死亡率、少ない妊婦患者―新型フル、日本は特異?

 ようやく峠を越えつつあるように見える新型インフルエンザ。日本での患者数は昨年11月末以降、ほぼ一貫して減少しているほか、WHO(世界保健機関)も世界的な大流行(パンデミック)が最悪期を脱したかどうかを検討するための緊急委員会を開く方針を固めた。そんな中、WHOなど関係者の間では、日本での発生状況をめぐる「謎」が話題となっている。

詳細は
キャリアブレイン
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/26370.html

乳幼児や妊婦に感染が少ないという日本の特徴は、何故そうなっているのか不明だが、今後そこに感染が広がる可能性も否定できない。このことはしっかり伝えておいた方がいいかもしれませんね。



ミステリー幻の暗殺者(その9)

「大変な元気ね、そんな勇気、ほんとにある?」
 彼女は意外にけろりと答えた。
「今度の事故で、俺の腹は決まったんだ。もう君を離さない。」
「それほんとうでしょうね?」
「ほんとだとも、今夜快気祝いといこう。」
 その日の午後、私たちは許可を得て退院し、松江大橋の向こうの宿に移った。私は宿帳に、沖汐光也、妻恵美と書いた。
 夜が来て、ふとんが並べて敷かれた。
 おふろから上がった恵美は、あの束ねた長い髪を解き、見違えるほど、あでやかになっている。ゆかたを着た胸元からは豊かな乳房が感じられる。どうしてこうも豹変したんだろう。私にはわからないことばかりだ。
「今夜は何も話したくないわ、明日になったらいろいろ話しましょう。今夜は私たちの結婚式よ。」
 恵美はいきなり私のふとんに入って来て、私にしがみついた。泣いているようだ。


 私が眼を醒ましたとき、恵美は縁側の椅子に腰掛けていた。
「ああよく眠った。」
 私は照れ臭さを隠すようにあくびをしながら、彼女の向い側の椅子に座った。彼女は顔をうつむけ、上目で私を見ながら言った。
「ゆうべ、私に殺されると思わなかった?」
「えっ!」
「ふーん、少し変だとは思っていたけど・・」
「私がほんとに殺す気だったら、ゆうべあなたは死んでいる筈よ、こんなところで人を殺したら、自分も助からないといいたいんでしょう、ほんとうの復讐者なら、体も命も捨てるわ、」
「復讐?何の復讐だ?」
「それは後で話すわ、とにかくあなたが脂ぎった助平男だったら、父の言いつけ通り殺したと思うわ、私、自分に負けちゃった。もともと、あんたに恨みなんか無かったんでどうしても殺せなかった。でもあなたは姪を犯したのよ、それだけは一生忘れないでね、もっとも私も叔父とねたことになるね!」
「すると、君のお父さんはやっぱり隆夫さんか?」
「そうよ、あなたの推量どおり、呼び名は芳夫で、本名は澤田隆夫、あなたの父親違いの兄さんよ、」
「どうしてその兄さんが僕に復讐する気になったんだ?」
 恵美はたばこをふかしはじめ、脚を組んでいる。いっぱしの姐御といったスタイルになった。「朝ごはんが済んでから、全部話してあげる。それにしても蒜山原で、眠り薬を飲まされたのがわからないなんて、あなたも相当な坊ちゃんね。あの薬を大山の頂上で飲ませて、尾根から転げ落ちさせることになっていたのに、予定が狂っちゃった。昨日の舟も、沈むように仕掛けてあったんよ。助けようか、ほっとこうか迷いに迷った末、とうとう助けちゃった。私、あんたに惚れたんかしら?おやじはそう言ってひどく怒ったけど・・」
 朝食が終わると、恵美が話し始めた。
(つづく)


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