新型インフルエンザ対策

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急増するインフルエンザ脳症、8割以上が新型で発病―国立感染症研究所

2010年02月09日 | このごろの新型インフルエンザ関連情報
急増するインフルエンザ脳症、8割以上が新型で発病―国立感染症研究所
2月9日14時53分配信 医療介護CBニュース

 2009年第28週―10年第3週(7月6日-1月24日)に報告されたインフルエンザ脳症の患者数のうち、8割以上が新型インフルエンザウイルスによって発病していたことが国立感染症研究所感染症情報センターの調べで分かった。安井良則主任研究官は、同センターで2月8日に開かれた勉強会で「発症数そのものも、インフルエンザ脳症のサーベイランスが始まって以来、飛び抜けて多い」とし、改めて注意を呼び掛けた。

詳細は
医療介護CBニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100209-00000003-cbn-soci

新型インフルエンザによるインフルエンザ脳症はやはり多かったですね。(まだ感染時期は終わっていませんが)小さなこどもを持つ親としては心配なことの一つです。ただ多くの親達がこのことについて十分な認識があるとは言えません。今後、インフルエンザ脳症についてはもっと啓発すべきですね。「子供がインフルエンザに感染したら親は十分注意して観察していなさい」との呼びかけはたびたびありましたが、何をどのように看ていればよいのか、理解しやすい説明ではなかったように思います。


ミステリー幻の暗殺者(その4)


 しかし何とか無事に蒜山原に着いた。そこには人影も少なく、広々とした高原に、秋を思わせる涼しい風が吹いている。北方に蒜山の三山が並んでいて、中国山脈の北稜になっているのがわかる。
 私たちはレストランに入った。そこには意外に多数のお客がいた。
「せっかく、弁当持って来たのに・・」
 恵美が呟いた。
「そーだな、そんなら原っぱでそれを食べよう。」
 私たちは入り口で引き返し、近くの低い丘に登って行った。
 私たちはそこで弁当をひろげた。彼女が自分でつくったというむすびが旨かった。コーヒーも苦くて、私の好みに合った。
「俺達、恋人みたいだなー」
「そう? それでもいいんじゃない?」
 私は恵美の手をそっと握った。恵美は一瞬ひっこめかけた手を、決心してように伸ばして、私が握るに任せた。私は安心して仰向けにねころがり、歌でも唄いたい気分でいた。
 私はそのまま何十分か何時間か眠ったようだ。ふと体に寒さを感じて眼を醒ました。
 恵美が私の顔を覗き込んでいる。
「やあ、とうとうねてしまった。おお寒い」
 私は起き上がろうとして、よろめいた。大山に登っていたら、危なかったと思いながら、やっと自動車まで歩いた。
 帰りの車は恵美に運転させた。私の方が頭がぼんやりしていて危険に思えたからである。枡水原まで帰った時、私は言ってみた。
「今晩、ここに泊まろうよ」
 恵美は頭を横に振り、そこを一気に駆け抜けた。彼女の運転は今度は荒っぽくないようだ。私がまいっているせいで、そう思えるだけかも知れない。

 ドライブから帰った日、私は午前2時まで眠り続けた。慶子が夕食だと呼びに来た時、ほしくないと言って断ったことだけ覚えている。眼が醒めた時、空腹を感じ、台所に下りて行き、インスタントラーメンをつくって食べた。それからまた眠ったが、頭が重く、朝食の時も下へ下りなかった。
 姉の里子が三階へ上がってきた。
「光也、体の具合が悪いの? それとも彼女とけんかでもしたの?」
 姉が訊いた。
「体というより、頭の中が悪いんだ。明日も治らんようなら、医者に診てもらう。彼女とはけんかなどしない。だけど本心のわからない女だ。」
「それならいいけど・・、少し変よ。」
「ところで姉さんは、兄さんと愛し合って結婚したの?」
「今更そんなこと訊くのー、わたしに兄さんの他に男友達がいなかったし、ずーっと一緒に育ったから安心できたわ、」
「安心? 安心だけで結婚したの?」
「血がつながっていない兄妹だとわかっていて、私の学校の友達が結婚するんでしょうと騒いでいたの、そうじゃないと言うと、奪ってもいいのかと言ったわー。やっぱり奪われたくなかったし、親達も薦めていたので、思い切って結婚した。」
   (つづく)

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