新型インフルエンザ対策

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H1N1型感染による死者、最大で1万6千人 CDC推定

2010年01月18日 | このごろの新型インフルエンザ関連情報
H1N1型感染による死者、最大で1万6千人 CDC推定
1月17日18時24分配信 CNN.co.jp
ジョージア州アトランタ(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は15日、昨年4月から大流行した新型インフルエンザ(H1N1型)感染による米国内の死者が、2009年12月12日までに、最大で1万6460人に達するとの推計報告を発表した。感染者数は最大で8000万人としている。
詳細は
CNN
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100117-00000011-cnn-int


新型インフルエンザでの死亡者はアメリカで約1万6000人(推計)だそうです。例年のインフルエンザの死亡者数(推計)から見てこれくらいの死亡者数はふしぎではありません。
日本の場合は推計でどれくらいの死亡者数になるでしょうか? ほとんどの日本国民が確認死亡者数(発表されている数字)を新型インフルエンザによる死亡者の実態だと勘違いしているようです。確認数と実態には大きな乖離があるでしょうね。新型インフルエンザの実情を正確に知ってもらうためには推計死亡者数も発表した方がいいと思います。
今のところ数千人といったところでしょうか?

インドベンガル州で鳥インフルエンザH5N1が家禽の間で感染拡大していりようです。人のインフルエンザH1N1と交雑しなければいいのですが・・・? 
心配ですね。


サスペンスのつづき・・・

「高等学校の教師だったんですが、この仕事のために一応辞職しました。これからは本式に私立探偵をやろうかと思っています。」
「いや、そういうことなら、うちの会社の顧問探偵になってください。事務が好きならデスクの仕事もあります。」
「お願いしますかなー。そうなると、やっぱりあなたが社長で、私は部下ですよ、今まで通りの言葉でないといけませんな。」
 私達はおおきく笑った。
「まだ、大変な仕事が残っているんですよ、淡路まで行って、よけいあわてだす二人を警察に突き出す仕事があるんですよ、それにはもう一ぺんひっかける必要があります。」
 私は少し憂鬱になった。麗香にとばっちりが来ては困る。
「母の美香は大丈夫ですか?」
「私の勘では、すべて戸川の計画です。彼の言いなりに動いただけで、美香さんは何もご存知ないようです。あなたのお母さんを殺そうとしたのは、戸川の一存とみています。」
 ああそうか、母が生きているということは、その裏に殺人未遂があったのだと今更のように私は思った。
「やっぱり、これはとことん追及せねばならない事件なんですね、戸川が母を殺そうとしたとすれば・・」
「そうなんです。加代さんが生きている、彼女を海にほうりこんで自殺にみせかけた、ということから、私の追及ははじまっていたんです。確たる事実ですからな。」
「それであなたの追及が毅然としていたんですね、今、やっと氷解しました。」
「私は早く母の手紙が読みたかった。そこには当時の事件が書かれている筈だ。
 私たちは固い握手をして別れた。
 私はその夜、母の手紙を読んだ。
・ ・・・・・・・・・・・・・
何から書いていいのやら・・。びっくりしないで・・。私ことあなたの母、加代は淡路の片隅で幽霊のように生きています。
 あなたの顔がみたい。ずいぶん大きく立派になったことでせう。わたしは一生黙って生きていくつもりだったんですが、敏宏が変死したと聞いて、黙って居れなくなったんです。私を海に突き落とした男は、お父さんの手先だと思って、あなたたちをかばいたくて、黙っていたけど、今になってあれはお父さんの手先じゃなかったとわかったんです。それに犯人をつかまえないと、お前まで殺されると思うようになって、深の子の透をやることにしました。
 私は自殺するために船に乗ったわけじゃなく、お父さんのやったこと、交通事故の後始末が納得でけんで、実家の兄と相談するつもりで、徳島に行く途中だったんです。
 鳴門の海で、夜デッキに出て考え込んでいたら、いきない後から襲われて、海に放り込まれました。犯人はわたしが泳げないときめていたらしいが、わたしは学校では水泳の選手だった。わたしはだいぶもぐってから、静かに浮き上がって、じっと船の方をみました。
 暗かったが、男が安心して中に入ったのが見えた。それからわたしは淡路の方へ向かって泳いだ。その辺は船で何度も通っていてよく知っていたのです。それでもだんだんくたびれてきて、もうだめだと思った。そのとき釣り船が見えたので一所懸命泳ぎました。
 その船に乗っていた男が今の深でした。かれは2年前に妻を亡くして、男の子を一人抱えていました。その子が透です。わたしは彼の好意に甘えて生きてきました。わたしはしかし戸籍の無い人間となってしまい、もう子供を生むこともできず、表立ったことも、投票することもできない人間でした。
 私はここから、残した子供が成長し、立派になることを祈っていました。ところが敏宏が死ぬなんてことが起こったんです。あれは事故じゃありません。結城家を狙う奴がたくらんだんです。わたしは今頃になって復讐をしたいと思うようになったんです。
 ところで何でわたしが自殺と判断されたかを書きます。それはわたしがお父さんに宛てて残した手紙です。わたしは死ぬつもりじゃなかったのに、おとうさんをおどかそうと思って、こう書いたんです。
 あなたは自分のしていることがわかっているんですか、子供を引き取るなら養女でいいでしょう。あなたが女も引き取ろうとしているのはどうしてですか? その女がそんなに好きなんですか? このことは未来にわたって、わたしの生んだ子供のわざわいとなるでしょう。
 わたしはとても許せません。
 わたしは死をもって抗議します。
 警察はこの置手紙からわたしが鳴門の海で投身自殺したと判断したのでせう。私が水泳の選手だったことを見落としたのです。わたしはこの手紙をみてから、わたしを殺そうとしたのだと考え、犯人はお父さんの手先だと思ったんです。しかし、今から考えると、お父さんにあの女を押し付けた犯人が、お父さんにまといついていて、わたしの手紙を盗み読んだと考えられるのです。そして女を妻の座にすえるために、わたしを殺す計画をしたんだと思います。私の後をつけていて、一緒の船にのったんでせう。
 わたしはあの手紙を書いてから、一週間もたってから船に乗ったので、その間に犯人がどこかで見たんでせう。
 わたしは犯人の顔を見ていません。背格好さえわかりません。でも犯人はわたしを海にほうりこんだことは事実です。だからその男は今もお父さんを脅かし、結城家を狙っている筈です。
 わたしは今になって、お父さんも被害者だったんだとわかりました。しかしもうあの女が妻になっているし、あの子も大きくなったことでせう。今となっては、過去の姿に帰るどんなすべもないのです。私の今の願いは、唯、あの犯人がつかまり、お前が安全になるだけです。
  9月17日  母 加代
 結城良宏殿

  (つづく)
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