阪大 マスク2万6000枚用意 あすからセンター試験
1月15日15時32分配信 産経新聞
16日にスタートする大学入試センター試験に備え、大阪大学で15日、会場設営などの準備が進められた。
詳細は
産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100115-00000070-san-soci
センター試験がいよいよ明日から始まります。阪大ではマスクを用意しています。他の会場ではどうでしょう。受験生諸君! インフルエンザに罹らぬようにしてベストコンディションで力を出し切ってくださいよ。幸い新型インフルエンザ感染もピークを越えています。
合格を祈っています。
サスペンスのつづき・・・
あれから5日経って、矢先が電話してきた。
「うまくひっかかりました。彼らは話し合いをしました。二人ともただらなぬ様子で、誰かを淡路に送って調査するらしいです。
ところで、ついに依頼人から、あなたに発表してよろしいという許可が下りたんですが、どこで会いましょう?」
「依頼人と会えるんかね?」
「それも何れできますが、目下のところ手紙です。もう言いましょう。
あなたのお母さんの加代さんです。先日の写真はほんものだったんです。」
「えっ! それはほんとうか?」
私はほんとうに仰天してしまった。あの写真はほんとうによくできていると思ったのは当然だった。
「こんなこと、嘘がいえるもんですか? 私の今の母親が加代さんです。もっとも私は父の先妻の子ですがね。」
「そうですよ、幽霊としてこの20年を生きてこられたんですよ。でも私の父はそれでもよかったんです。」
「それにしてもなぜ、自分の死亡を認めたんだろう?」
「それはお父さんの手先に殺されそうになったと思ったからです。訴え出て、もしも自分を殺すよう頼んだのがお父さんだとわかったら、あなた達が殺人犯の子になると思ったんです。」
「それが急に決心を変えたわけは?」
「兄さんが亡くなられて、犯人はお父さんじゃないとわかったんです。それにあなたが殺されることが心配になって、いてもたってもおられなくなったんです。」
「ふーん、もっとくわしく聞きたいから、今晩、料亭ででも会おう。それに君はもうただの探偵じゃなく、俺と義兄弟だとわかったんだから、改めて挨拶しなくちゃー」
「よろしい、お母さんの手紙を持ってきます。」
私たちはその夜、料亭万作で会食した。
私がこれからは兄貴と呼びたいというと、今はいけない、テニス友達の矢坂で当分いくのが一番いいと言った。考えてみると麗香にはそれでないとまずい。
「すみませんな、妹にはも少し伏せておきたいんで、今までどおりの社長づらをさせてください。」
「急に言葉遣いを変えると、都合が悪いことが起こります。私も今まで通りの方がいいんです。」
「そうですか? ところで母の手紙というのを見せてください。」
「この手紙は家へ帰ってからゆっくり読まれた方がいいでしょう。」
そう言いながら彼は相当な枚数のレターペーパーが入った封筒を私に渡した。
「母は今元気ですか?」
「ええ、なかなか元気ですよ、でももう50歳です。写真を持ってきました。」
彼は先日見た母が、矢坂の父と並んでいる写真を見せた。そこには、あの20年間、いやもっと前の写真でみたイメージとは随分違うものがあった。20年に亘る日陰の生活が浸み込んでいる風貌が浸み込んでいる風貌が感じられ、今直ちにお母さんとは呼べそうになかった。
私がじっと見入っていると彼が言った。
「その写真はも少し渡さずにおきましょう。その手紙も人に見つからないように注意してください。それは読まれた後で、この宛名で何か書いてあげてください。」
そういって彼は住所を書いた紙を渡した。そこには、淡路島、洲本市芳崎町、2-15、矢先史子と書いてある。
「加代じゃないんですね?」
「それはとうぜんですよ、戸籍が無いために、随分苦労があるようです。」
私たちははじめて心を開いて話し合った。
「ところであなたの本業は何です?」
・・・・・・・・・
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・・・◎日本医師会が備蓄しているマスク
・・・◎㈱マイファーム
このブログは参考になります・・・◎真庭市(a citizen)
1月15日15時32分配信 産経新聞
16日にスタートする大学入試センター試験に備え、大阪大学で15日、会場設営などの準備が進められた。
詳細は
産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100115-00000070-san-soci
センター試験がいよいよ明日から始まります。阪大ではマスクを用意しています。他の会場ではどうでしょう。受験生諸君! インフルエンザに罹らぬようにしてベストコンディションで力を出し切ってくださいよ。幸い新型インフルエンザ感染もピークを越えています。
合格を祈っています。
サスペンスのつづき・・・
あれから5日経って、矢先が電話してきた。
「うまくひっかかりました。彼らは話し合いをしました。二人ともただらなぬ様子で、誰かを淡路に送って調査するらしいです。
ところで、ついに依頼人から、あなたに発表してよろしいという許可が下りたんですが、どこで会いましょう?」
「依頼人と会えるんかね?」
「それも何れできますが、目下のところ手紙です。もう言いましょう。
あなたのお母さんの加代さんです。先日の写真はほんものだったんです。」
「えっ! それはほんとうか?」
私はほんとうに仰天してしまった。あの写真はほんとうによくできていると思ったのは当然だった。
「こんなこと、嘘がいえるもんですか? 私の今の母親が加代さんです。もっとも私は父の先妻の子ですがね。」
「そうですよ、幽霊としてこの20年を生きてこられたんですよ。でも私の父はそれでもよかったんです。」
「それにしてもなぜ、自分の死亡を認めたんだろう?」
「それはお父さんの手先に殺されそうになったと思ったからです。訴え出て、もしも自分を殺すよう頼んだのがお父さんだとわかったら、あなた達が殺人犯の子になると思ったんです。」
「それが急に決心を変えたわけは?」
「兄さんが亡くなられて、犯人はお父さんじゃないとわかったんです。それにあなたが殺されることが心配になって、いてもたってもおられなくなったんです。」
「ふーん、もっとくわしく聞きたいから、今晩、料亭ででも会おう。それに君はもうただの探偵じゃなく、俺と義兄弟だとわかったんだから、改めて挨拶しなくちゃー」
「よろしい、お母さんの手紙を持ってきます。」
私たちはその夜、料亭万作で会食した。
私がこれからは兄貴と呼びたいというと、今はいけない、テニス友達の矢坂で当分いくのが一番いいと言った。考えてみると麗香にはそれでないとまずい。
「すみませんな、妹にはも少し伏せておきたいんで、今までどおりの社長づらをさせてください。」
「急に言葉遣いを変えると、都合が悪いことが起こります。私も今まで通りの方がいいんです。」
「そうですか? ところで母の手紙というのを見せてください。」
「この手紙は家へ帰ってからゆっくり読まれた方がいいでしょう。」
そう言いながら彼は相当な枚数のレターペーパーが入った封筒を私に渡した。
「母は今元気ですか?」
「ええ、なかなか元気ですよ、でももう50歳です。写真を持ってきました。」
彼は先日見た母が、矢坂の父と並んでいる写真を見せた。そこには、あの20年間、いやもっと前の写真でみたイメージとは随分違うものがあった。20年に亘る日陰の生活が浸み込んでいる風貌が浸み込んでいる風貌が感じられ、今直ちにお母さんとは呼べそうになかった。
私がじっと見入っていると彼が言った。
「その写真はも少し渡さずにおきましょう。その手紙も人に見つからないように注意してください。それは読まれた後で、この宛名で何か書いてあげてください。」
そういって彼は住所を書いた紙を渡した。そこには、淡路島、洲本市芳崎町、2-15、矢先史子と書いてある。
「加代じゃないんですね?」
「それはとうぜんですよ、戸籍が無いために、随分苦労があるようです。」
私たちははじめて心を開いて話し合った。
「ところであなたの本業は何です?」
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