新型インフルエンザ対策

新型インフルエンザとその対策について、多くの人に知ってもらいたい。このサイトの情報により生じた損害には責任を負いません。

中国、鳥インフル発生を隠蔽している疑い

2009年02月06日 | このごろの新型インフルエンザ関連情報
UKMedix Health News, UK (英国) 中国、鳥インフル発生を隠蔽している疑い
 香港の海岸に死亡した20羽以上の鶏やアヒルが打ち上げられたことから、中国政府に再び致死的H5N1鳥インフル発生を隠蔽している疑いが生じている。検査の結果、打ち上げられた鳥のうち何羽からかH5N1ウイルスが検出されている。近くには家きんを飼育している農場がないことから、死亡鳥は中国の珠江デルタ地帯(パール・リバーデルタ)から流れてきたと推定される。専門家は、この事実は中国で鳥インフルが発生していることを示していると考えているが、中国政府は国内で発生していることは認めてなく、調査にも協力的ではない。
 国連機関のFAO(国連食糧農業機関)が発表した声明では、同機関も中国で家きんにおける鳥インフルが発生していることは間違いのないことと考えているが、中国政府が事実を隠蔽していることを明確には非難していない。中国政府は過去にも、2003年にSARSが発生したときにも十分な情報を公開しなかった。

 鳥インフルの情報の共有は、その封じ込めに必須であるばかりか、専門家達がパンデミックの発生を予知する上でも重要な情報となる。中国政府は、批判や世界の意見を非常に気にしており、そのため、これまでも鳥インフル状況の完全な公開はしてきていなかった。
 公的にはインドネシアが世界で最も鳥インフル発生が記録されている国であるが、実際には中国の方が鳥や人での発病者が多いと考えている人々もいる。事実は迅速に隠蔽されている可能性があるという。


出所は
海外報道抄訳集
http://homepage3.nifty.com/sank/jyouhou/BIRDFLU/index2.html

中国で鳥インフルエンザが感染拡大していることはほぼ間違いないでしょう。香港当局が問い合わせをしているが中国政府からなんら回答がないことが不安を増幅させます。地方の役人が情報を中央政府に上げないのか、政府が公表を抑えているのか。新型インフルエンザ防衛のために、パンデミック対策のために、世界は沈黙していいのでしょうか。日本政府は中国政府に何も言わないでいいのでしょうか。香港の専門家たちは今回の状況を大いに警戒しています。皆さんはどうですか?
都道府県の対策本部はどうですか? 関心は無いのですか? 佐賀県の対策本部はいかがですか?


1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
仰る通りですね・・・ (上松)
2009-02-06 16:50:43
管理人様、ご無沙汰しています。

中国の鳥インフルエンザ感染拡大の実態が掴めないのが、何よりも不安ですね。
ヒトからヒトへの感染の疑いは皆無なのでしょうか。
中国にモノ言えない政府、日本だけではありませんが・・・

管理人様の仰るように、国、自治体、そして私たちは本気で危機感を持っているのでしょうか。
自分を見つめ直さなければいけませんね。

時は確実に近付いている気がします。
返信する