新型インフルエンザ対策

新型インフルエンザとその対策について、多くの人に知ってもらいたい。このサイトの情報により生じた損害には責任を負いません。

ためしてがってん インフルエンザを防ぐ

2009年02月05日 | このごろの新型インフルエンザ関連情報
今シーズンインフルエンザが大流行しているので、NHKは番組内容を急きょ予定を変更してインフルエンザをどうやって防ぐか、の内容で昨夜放送した。
内容の要点
1 今シーズンはAソ連型、A香港型の2種類が流行っている。
2 インフルエンザに感染すると突然の高熱が出るといわれていますが、高熱を出さない場合もあるので要注意です。特に65歳以上では高熱を出さないこともある。
3 熱の出ないインフルエンザは危険です。知らないうちに感染が拡大する。38℃以下でも、思い当たるふしがあれば病院に早くいくこと。
4 今シーズン 6割・・・Aソ連型(小さなこどもに多い) 3割・・・A香港型(重い症状) 1割・・・B型  いずれも予防注射を受けて欲しい(大人は1回)
5 Aソ連型ウイルスのほぼ100%がタミフル耐性である。(但し臨床では効力があるとの声が多い) リレンザもタミフルと同じ薬であるが、リレンザは粉末。そのため高齢者や小さなこどもは吸入が難しい。いずれも発症して48時間以内に服用すること。未成年者はインフルエンザに罹ったら、これらの薬の服用の有無に関係なく注意すること。
6 感染力・・・くしゃみで約2メートル飛沫が飛ぶ。
   ●●インフルエンザは空気(飛沫核)感染する。
   仙台医療センター ウイルスセンター長 西村秀一氏によると
   1回のくしゃみで小さな飛沫は瞬時に飛沫核(60万個)となる。空気中にただよっていた飛沫核は次第に減少するが9時間後でも5000個存在する。
(ただし実験室内)
7 家庭内感染を防ぐ方法
  基本は隔離
  定期的に換気を
  看病役もマスク、手洗い
  熱が下がっても薬を飲み続ける
   ○タミフルは予防にも使える・・・65歳以上、腎臓病、その他
    但し保険適用なし
8 発症率を10分の1にするには (ある特別養護老人ホームでの実践)
  歯の歯垢をきれいに除去する。舌の表面も歯ブラシできれいにする。
  これらのことでインフルエンザ発症率を下げることができる。