katsuoと輸快な仲間たち

台湾と鉄道とバスと温泉が大好きな埼玉県民。音鉄をしたり何の変哲も無い切符を集めています

第二次台湾遠征(14)玉里駅でDR2700を撮る

2013年02月12日 | 【第二次台湾遠征】
「速さだけが達者なトーシロばかり、よくそろえたものですな」

前回に引き続き台湾遠征記をお届けします





さて、本日は昨日一目ぼれをしてしまったDR2700に会いに行こうと思います。まずは自強号に乗るために高雄車站へ

高雄車站の駅舎です。こんな立派な駅舎ですがこれでも仮駅なんです

高雄車站は将来的に地下化されることが決まっており、駅の周辺では着々と工事が進んでいます

高雄車站の隣にある高雄捷運の駅も実は仮駅で、台鉄の高雄車站が地下化されるとその更に下に潜り込むようなカタチになるそうです

地下化されてもこの駅舎をそのまま流用するのか、それともまた新しい駅舎を作るのかどうかはよくわかりませんが

改札を通る前に駅の2階にあるセブンイレブンでサンドイッチとカットされたリンゴを買いました

リンゴは台湾では栽培されておらずほとんどが日本からの輸入品らしいですね

高雄駅には自動改札機があるのですが私は有人改札の方が好きなので有人改札の係員に切符を渡すとその係員は切符を脇にあった自動改札機に通して、それを渡してきました

横着してますね~。有人改札の意味ないやん。スタンパーかボールペンで入鋏して欲しかったな

高雄を7時10分に発車する花蓮行きの自強号に乗り込みます。車両はDR2800でした

車内はほぼ満席です。デッキに立ってる人はほとんどいませんでした

座席は海が見える方の窓側の席でした。ずっと景色を眺めていたので退屈することはありませんでした

そういえば南迴線に乗る時はいつも普快車だったなと思いながら車窓を眺めます

なんと今まで普快車以外で南迴線に乗ったことがなかったのです

列車は屏東線、南迴線を駆け抜けてあっという間に台東に到着しました。さすが自強号。區間車や普快車に比べて圧倒的に早いです

台東から先は初めて乗る区間になります。途中の池上駅で一大イベントがあります

それはホームの立ち売りから池上便當を買うことです

池上駅に到着する少し前に数人の乗客が列車の後ろの方に移動するのが見えました

これはもしや池上便當を買う人たちではないかと思い、自分もその人たちの後についていきました

池上駅に到着するとちょうど目の前に立ち売りのお姉さんがいるではありませんか!

停車時間はそれほど長くはなかったので急いで池上便當を購入しました。80元でした



100元札を出したら10元玉が2枚入った小さな袋を渡してくれるという手際の良さ

日本ではとうの昔に失われた光景が台湾にはまだ残っているということに感動した瞬間でした

前回夏に来た時も池上便當は食べましたが台東駅の売店で買ったのでこうした感動は味わえませんでした

池上の次の停車駅はいよいよ目的地の玉里です

玉里駅では昼間に1本の留置線に2両編成のDR2700が3本縦列で留置されます

DR2700は朝や夕方のラッシュ時間帯にしか動かないということです

というわけで玉里駅に到着です









台東線は電化工事の真っ最中ですが玉里駅は架線柱の土台すら見当たりません

架線柱の部品や土台の一部なら駅の隅の方に山積みになっていましたが

ここも数ヶ月後には土台が築かれ、架線柱が設置されていくことでしょう





ご覧の通り3編成のDR2700が縦列に留置されています

前面が銀色の車両は登場時の姿を復元した編成です

妙に親近感を抱く台車ですね。日本でも同型の台車が使われている車両があるのではないでしょうか







反対側の車両は前面が警戒色の黄色に塗られていました

このように編成の前後で色が違ったりするのです



一番台東寄りに留置されていた編成は貫通扉が開けっ放しでどこか間抜けです

ホームのさらに先に留置されていたので反対側までは撮ることができませんでした

貨車も何両か留置されていたので撮影してみました



















かつて光華号で使用されていた頃のサボ受けは板で塞がれています

その上に現在使用されているサボ受けが設置されています

その横には黒字で「往」の文字があります。以前はここにチョークで行き先を書いていたようです

駅舎側のホームに移動してさらに撮影を続けます。今まで曇っていましたがちょうど陽が射してきました









年賀状の図柄に使った一枚です。個人的には黄色い警戒色も台湾らしくて好みですがどちらかというと原色の方が好きですね

次回は玉里駅の改札を出て玉里の街に繰り出します

それではさよなら~

「・w・「きしゃー











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