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自遊人の時間


毎日ブログを書くのもしんどいし、気が向いた時だけ書くことにしよう!

がんで生き延びる人と死ぬ人との違いは何か?

2007年12月24日 | 想い
がん対策基本法の成立に尽力した民主党参院議員の山本孝史氏(58歳)が22日午後、胸腺がんのため東京都内の病院で死去した、とある。

先日は兄(64歳)が食道がんで亡くなっている。

一方、知人のTさん(73歳)ほか私の知っている数名の人は手術後も現在元気に生活されている。

最近の世の中は3人に1人の割合で何らかのがんに罹っているので、がんについての情報は溢れている。

ちょっとした知識はインターネットで調べると分かるし、色々なマスコミ、HPやブログあるいは本で情報が手に入る。

その中には生き延びてきた人々が自分の体験談を色々に書き綴っている。

ライフスタイルを改め、食事を改善し、心の持ち方を変えていく。一つ一つ着実に積み上げていけば、がんは他の生活習慣病よりも治りやすい病気なんですよ、と。

確かな実体験話だから説得力はあるが、一方で頑張って治療してきたが無念の思いで亡くなる人の方が多い。

生き延びる人と亡くなっていく人との違いはいったい何だろうか思う。

治療方法が間違いだったのか、心の持ち方が悪かったのか、簡単に納得説明出来るものは何もない。

よく説明納得出来ない時、私には常に頭に浮んでくる言葉がある。

やはりその人の「定命」「寿命」「宿命」なんだと。それで納得させるしかない。

思い残すこと、遣り残した事はないだろうか

2007年11月29日 | 想い
病状悪化の兄のことを考えているうちにフト思った。

思い残すこと、遣り残した事はないのだろうか、と。

余命何ヶ月か、何年かは分からないが、もはや自力では何も出来そうにない。

私には兄の心の内はさっぱり分からないが、

自分が現在の兄の立場にいたらどう考えているだろうか。

あくまで仮定のことだから深い実感、真剣さからかけ離れるが。

しかし色々に考えても私には思い残すこと、遣り残した事は見つからない。

それは今までに大きなことをやり遂げたからという事ではない。

逆に、今までほとんど何も考えず、何もしてこなかった。

元来志が低いし深い欲望がある訳ではないから当然かも知れない。

持てる悩みは一切なく、失うものが無いというところか。

しかしイザともなれば、名僧仙涯和尚のように

「死にとうないわ」と言い出すかも知れない。

日本の将来を憂う

2007年11月12日 | 想い
今頃いまさらこの様なことを言うのも変だが、

生きにくい、生活がしにくい、と今の社会を見ているとつくづく思う。

時代が変わり、社会が変わり、それでもって人も変わる。

何故こんな事を考えるかと言うと、厚労省調べの記事を見てからだ。


昨年10月時点のパート労働者数が約956万人と2001年同月時点より約4、9%増えている。
一方、正社員は2,586万人と344万人減った。パート労働者を雇用した理由について、
約7割の事業所が「人件費が割安なため」と回答している。


この傾向は今後益々強まりそうだ。

一方、国税庁の2006年度民間給与実態統計調査によると、


同調査によると、一年を通じて勤務した給与所得者のうち、年収二百万円以下の給与所得者は、
前年度と比べ四十一万六千人増の千二十二万八千人となっている。
年収二百万円以下の給与所得者が一千万人を超えるのは、一九八五年以来二十一年ぶり。
年収二百万円超三百万円以下の給与所得者も同七万六千人増加した。

これらを見る限り、労働形態と収入との関係がはっきり分かる。

10年前には「総中流」意識があったが、現在では全く感じられない。

こんな現状で若い世代に出産、子育てをさせるのは酷である。

これからの若い世代が安心して生活出来るような労働形態を作らなければ、

日本の将来は無いのではなかろうか。


何を信用して株式投資をすればいいのか

2007年10月08日 | 想い
カシオ計算機㈱の5日の終値が、前日比300円安の1,272円だった。

最初に断っておくが、私はカシオ計算機㈱の株主でも何でもない。

ただ、昨年末頃から関心を持ってこの会社の株価を眺めてきただけのこと。

その当時私にお金があったなら買っていたかも知れないが、

その当時幸いにもお金が無かったので、買わなくて本当に良かった。

もしもその当時1,000株買っていたら、今頃は100万円以上損をしていた。

なにしろ昨年11月には最高値2,815円を記録していたのだから。



私にとっては突然の暴落に思えたので、何が原因なのかと思って調べると、

4日に発表されていた「中間連結業績予想数値の修正」と分かった。

もちろんそこには大幅減収減益予想数値が書かれている。



そこで問題なのは、直近(秋号)の「会社四季報」や「日経会社情報」に、

そのことが予想されて書かれていたかどうかだ。

私の手元にはそのいずれも無いので、本屋へわざわざ行って見て来た。

どちらもそのような予想は書かれておらず、[増益]と書かれている。

両方ともうたい文句は似たり寄ったりで、

「正確なデータと入念な調査に基づく最新情報を提供」などとしている。

株式投資をしようとする人は何を頼りにすればいいのだろうか、と思った次第。

「手入れをする」ということ

2007年09月06日 | 想い

一昨日夜、BSフジの番組「メッセージjp」を初めて見た。

 

解剖学者養老孟司氏へのインタビューに興味を持ったからだ。

 

45分くらいの時間だったと思ったが、話の内容が面白くアッという間に過ぎた。

 

色々な話の中で「手入れをする」という言葉に関心を持った。

 

「手入れをする」という言葉は、お百姓さんから出た言葉らしい。

 

最近は日常でこの「手入れをする」という言葉は余り聞かないようになった。

 

養老氏によると、この「手入れをする」ことで辛抱、根性、努力が出来るよう

 

になると力説していた。

 

「手入れをする」ことが大切なんだ!なるほど!と聞き入ってしまった。

 

昔は有名スポーツ選手の口からもこの言葉をよく聞いた記憶がある。

 

ケガをしにくい身体を作るために、現役を永く続けるために、

 

身体の「手入れ」は欠かせないと。

 

イチロー選手も相変わらず毎日グラブの「手入れ」を続けているとか。

 

女性だったら毎日欠かさずお肌の「手入れ」をしているはず。

 

その他に思い当たるのは「庭の手入れ」「家具の手入れ」などが浮かぶ。

 

いずれにしても、「手入れ」をすることが長持ちのヒケツのようだ。


自分への失望と苛立ち

2007年09月05日 | 想い
朝夕やっと秋の気配を感じるようになってきた。
しかし、日中はまだまだ残暑が厳しい、と天気予報では言っていた。
暑い夏の夜をやり過ごすのに2階から1階に寝床を移していたが、
9月に入って2階に寝床を戻し、もう何の抵抗もなく寝ることが出来る。

それにしてもこの夏は何もしなかった。
暑いから暑いからと理由を付けては動かなかった。
暑くなくても大体動かないのだから、暑いと動く訳がない。

以前にも書いたが、身近に知っているだけでがん患者が3人もいる。
その内2人は、自分一人で行動することが難しい状況に置かれている。
その2人の事を思う時、自分は何と恵まれた状況にいるのかと思い知らされる。
その本当の有難味はそれを失くした時にしか深く感じられないのかも知れないが。

フト時々はそんなことを思いつつも、いつも変わらない自分がいて、
自分への失望と自分への苛立ちだけが残る。
今ほど自由に出来る状況は無いのに、と思いつつ。

やはり女は魔物だ!

2007年09月03日 | 想い
先日読んだ岩橋邦枝著「伴 侶」は、間違っているかも知れないが私小説だと思う。
主人公の彼女(妻)は著者自身ではなかろうか、と思う。
第三者的立場に自身を置き、自身の行動や内面を冷静に描写している。
自分自身がやっている事が分かっていてやっているのが魔物だと思いたい。

男は一時的な感情や行動で爆発させて済ますことはあるが、
女はその上に、イチモツ持って尚かつ居直る技を持っている。
だから女は魔物で恐い!

女は「女は弱いものよ!」と言いながら、そして奥の手の涙を見せる。
そーっと奥の手を出して、男の弱点を掴む。
女は弱いフリをして、実は男より何倍も強い。
そうでなければ、夫が死んだ後、ノウノウと、イキイキと、ユウユウと長生き出来る訳がない。

自分のことを言われているのに人ごとのように勘違いしながら
爆笑きみまろショーを見てバカ笑いをする女。
また、自身を省みず韓国の男性スターに憧れ、韓国まで追いかけて行く女。
これも魔物だから出来ることだ。

こんな女はごく一部の人に限られる、と断っておかないと、
何時どこで魔物に復讐されるか分からない。
魔物の恐怖におののくシガナイ老年男の独り言だ。

今の犬たちも大変だ!

2007年07月24日 | 想い

上の写真の犬は散歩途中で出会った愛嬌顔のワンちゃんだが、この犬とは関係ない話。
今の犬たちも人間並みに色々な現代病? に罹っている。

昔、私が子供のころに飼っていた犬は今のように大切にされていなかった。
食べものと言えば家族が食べ残した残飯にみそ汁をかけたような粗末な物だったし、
病気になっても医者に連れて行くような事はなかった。
と言うよりも、その頃はたして獣医と言う人が周りにいたのかどうか。
いたとしても犬にお金をかける程の経済的ゆとりは無かった。
そのためもあって昔の犬は短命だった。

現在では犬は家族同様で、非常に大切にされているために割合長生きする。
時代は変わりまわりには獣医が充実している。
病気らしいと思えばすぐに医者に連れて行くので早期発見も出来る。
そのため昔では考えられない色々な病気が発見され、人間同様の治療を受ける事になる。

我が家の愛犬ベスは悪性メラノーマ、骨肉腫に罹り抗がん剤治療をした。
ベスの幼なじみの犬(12歳)はリンパ腫に罹り、現在抗がん剤治療中。
そしてその犬仲間の中には脳腫瘍や肥満細胞腫の手術を受けた犬がいるとの事。
愛犬が長生きする事はいい事ではあるが、長生きすれば人間同様犬も受難の時代である。

雑  感

2007年07月06日 | 想い

私は、自分が「何をしたくないか」ということを分かっているつもりだ。

私は、自分が「何をしたいのか」が無いことを情けなく思っている。

私は、自分の「欠点」が何かということを分かっているつもりだ。

私は、自分の「長所」が無いことを情けなく思っている。

それでもこの歳までどうにか生きてきた。

しかしこれから先、何を支えに生きていけば良いのだろうか。

公園内も山の中も無残な姿、行政の姿勢を疑う

2007年06月29日 | 想い
昨日の朝日新聞「天声人語」を読んで、フト思い出す事があった。
まずは「天声人語」の一節を転載する。

仙台のケヤキ並木の「処遇」について先日書いたら、多くの便りをいただいたからだ。
「切らずに残して」がほとんどだった。
人が樹木に寄せる愛着のほどを、あらためて思った。
その割には、ほうぼうで簡単に切られることが多い。開発ばかりではない。
近ごろは、薄暗い、目が届かないといった防犯上の理由で、
公園や校庭の木が切られている。



上の写真は、近くの公園の様子。木の下半分が刈り取られている。
もう2、3年前になろうか。その様子を見た時ビックリした。
市か県か分からないが、何時の間にか知らない内に決めてやっている。



上の写真は、以前山登りをして下山中に見たもの。
「自然遊歩道」を造るらしかったが、自然を壊していた。
自然の大切さを知らない行政に怒りを感じた。