第65番札所三角寺の駐車場から勾配のきつい階段をのぼります。
伊予國「菩提の道場」は打ち納めです。
山門には鐘があり鐘を撞いて中に入ります。
中に入ると季節外れの桜が咲いていました。
境内の木々が大きくて、美しくて暫く眺めてました。
御本尊 十一面観世音菩薩
本尊真言 おん まか きゃろにきゃ そわか
ご詠歌 おそろしや三つの角にもいるならば 心をまろく慈悲を念ぜよ
本堂です。
奈良時代に聖武天皇の勅願により行基菩薩が弥勒の浄土を模して具現するために開創したと伝えられており、その後平安時代に空海がこの地を訪れた際に、三角の護摩壇を築いて21日間、国家の安泰と万民の福祉を祈念して「降伏護摩の秘法」を修法され、この護摩壇の形が寺名の由来になったとされています。
大師堂です。
延命地蔵菩薩さまです。
薬師堂です。
疣や魚の目が治るご利益があるといわれ、疣は松かさのようにぽろりと落ち、魚の目には蛸の絵を描いた絵馬を奉納して祈るようです。蛸の吸盤が魚の目を取るといわれています。
この護摩壇跡が名前の由来になっている三角の池です。
お大師さまが三角の護摩壇を築き「降伏の秘法」を施したとされるお寺です。
弁財天が祀られた小さな堂があります。
賓頭盧さんもいらっしゃいました。
朝早かったからか、木々がキラキラ輝いていて美しいお寺でした。