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お山にお宮がたちました

四国遍路 逆打ち 四日目

お遍路逆打ち4日目は

別格17番 神野寺
75番 善通寺
74番 甲山寺
73番 出釈迦寺
72番 曼荼羅寺
71番 弥谷寺
70番 本山寺

をまわりました。
3日目が終わって、1時間半くらいで家に帰ることも出来たのですが、続けてまわりたかったので、琴平で泊まることにしました。
今の時代、スマホで簡単に宿泊予約ができるから有難いです。

宿泊先から10分くらいで別格17番札所に到着です。8時から納経所が開くのですが、8時過ぎには到着していました。

別格17番札所は神野寺。

空海さんが、堤の東方にある小さな丘の上に座り、毎日護摩をたき、仏陀の加護を祈り、独創的な技術を駆使し、わずか2ヶ月間の短期間で完成したといわれるまんのう池の麓にあります。

まず、まんのう池を見渡すように建てられているこちらの八大龍王神社にご挨拶です。
こちらで、やっと覚えた龍神祝詞を唱えます。



次は75番札所の善通寺です。
朝早いので人もまばらで、気持ちの良いお詣りができました。


善通寺の中にある御神木です。


こちらから大師堂に向かうのですが、空海さんの一生が絵画で飾られていました。


室戸の洞窟で修行。

高野大明神に会い丹生都比売より高野山を譲り受け高野山を開山。

四国88箇所霊場をひらく。などなどetc。


空海さんが大好きで、本当に凄いお方だと思っています。
だから、空海さんの見た景色をみたいと思います。
空海さんの足取りを辿ってみたいと思います。


74番札所甲山寺です。


こちらは、入り口に可愛い兎の像があります。
この兎🐇さん、薬師如来のお隣にいらっしゃる日光菩薩と月光菩薩の、月光菩薩さんの手のひらから現れて、こちらの守り神になったとか。

月🌕のウサギ🐇。

月光菩薩様の手のひらから、ピョンとあらわれたなんて、どれだけ素敵な可愛いうさぎさんなんでしょう🥹

73番札所は出釈迦寺。
この山の向こうに見えるお寺にも行きますよ。


こちらは、空海さんがまだ7歳、佐伯真魚さまだった頃のお話がエピソードとしてあります。

「私は将来、仏の道に入って、仏の教えを広め多くの人々を迷いから救いたい。釈迦如来様、この願いが叶うならどうぞお姿を拝ませてください。一心にお祈りすれば、お姿を表し霊験をお示しくださるとのこと。もし叶わぬのならこの身を仏に供養として捧げます」

と言って高い崖から身を投じられました。


すると不思議なことに紫雲の中から蓮華に座った釈迦如来があらわれ、大光明を放たれました。
そして天女が舞い降り、落ちていく真魚さまを抱きとめ、釈迦如来は真魚さまに「一生成仏」と宣しました。真魚さまは大変喜び、ついに仏の道を決心したのです。

前回は、遥拝することしかできなかったので、どうしても登りたいと今回やって来ました。
登りましたよ。
ここでのお話は次回。。。😉


山から降りて、足もパンパンになってましたが、お遍路は続けました。

72番札所は弥谷寺。
前回は下から歩いて上がったのですが、疲れきってたので、500円払って車で少し上まで上がりショートカットしました。

駐車場を降りると108段の階段の麓に到着していました。

前回、歩いて上がってきたことを思うと、かなりの近道でした。ありがたし🥹


本堂に向かいます。



本堂からの景色は格別です。


そして、大師堂へ。
こちらの大師堂の中の奥の院にある岩の石仏が凄くて、しばらくそちらで座っていました。
少しお声を交わした素敵なご夫婦がいらっしゃって、奥の院に行かないまま納経所で納経をして帰ろうとしていたので、奥の院が凄いですから、是非行ってみてくださいとお声かけしました。
これを見ずに去るのは勿体無いですからね。

そして、この日最後の70番札所本山寺。
この仁王門が重要文化財で国宝だとか。
街の中にありますが、とても厳かなところです。




納経所を後にして、隣にある高良神社をお詣りしました。
御神木が素晴らしいです。


全ての行程を終え、帰ろうとすると、弥谷寺でお声かけをしたご夫婦にお会いしました。

喜んでくださっていたのか、車の中から奥様が優しい笑顔で手を振ってくれました。
その笑顔に、奥の院のこと喜んでくださったのかなと、とても嬉しい気持ちになりました。

一期一会。
優しい気持ちになれて、幸せな気持ちになれて、笑顔が連鎖して、心がほっこり💗有難いなと思いました。


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