高知県の別格札所は一社のみで、高知市内からおよそ1時間の須崎市にあります。
須崎市は、仕事で毎月訪問しているのですが、別格札所があるとは知りませんでした。
五番札所大善寺の説明はこちらをどうぞ💁♀️
説明にもあるのですが、波の二つ石と言われる波石が、比較的新しい感じで、お寺の向かいに祀られていました。
予習しないものだから、最初何だろうと思って寄ってみたら石がありました。
この新聞に、空海さんが祈ったと言い伝えのある二つ石を見つけるために、寺の住職さんが、場所を大体特定して、その土地を購入され、上に建っていた建物を取り壊し、この石を見つけた話が書かれてありました。
素晴らしい信念ですよね。
空海さんが、確かにこの地を訪れ、この石に立って祈願されたんだと思うと感無量です。
だから、大善寺では二つ石大師と、お大師様の事を呼んでるようです。。
空海さんは人生の全てを、自らの霊力で多くの人々を助けるために、全国を行脚して過ごされた方で、本当に尊敬してます。
今もその活動は続いていて、この国の安寧を祈り、目にみえない活動を続けているんだと思うのです。
二つ石のお詣りを終え、五番札所に向かいます。二つ石とは、道路を挟んだ向かいです。
須崎市内の中心部に程近いところに、こちらの札所はありました。
上がってすぐのところは大師堂だったので、まず本堂に向かいます。
階段を登ると海と須崎市内が見渡せます。
階段を登ると海と須崎市内が見渡せます。
空海さんが訪れた時は、ここまで海だったみたいなんです。
今は住宅街になっていて、そう思うと何だか不思議ですよね。
⬇️二つ石埋まって見えなくなったとありますが、発掘して出てきましたね🥹✨👏
こちらの観音様のすぐ下に、二つ石大師と呼ばれた、お大師様の像があります。石の上に立ってますね💖
鐘を撞きたいところですが、近隣住民の迷惑になるので撞かないでくださいと書いてあり、気持ちで鳴らします。ゴーン🫧✨
こちらは四社明神とあり、丹生大明神、高野大明神、気比明神、厳島明神が祀られていました。
高野山の丹生都比売神社の御祭神💖
そして、お決まりの三本線香です。
お線香を三本立てるのは三徳を仏様に召し上がっていただくという意味があるようで、説明を読み素敵だなと思いました✨
心を清らかにして、覚りに至る。
お遍路は、いかなる時も、心はお大師様と同行二人なんです。心を清らかにせねばいけませんね。
三本の
香の煙よ
海原の🌊
石の上立つ
大師に届け
なんて、海を眺めながら、石の上に立つ空海さんを空想し詠んでみました😅
本堂にて、お経を唱えます。
本堂にて、お経を唱えます。
ふと見上げると、本堂裏に鳥居を見つけました。
横道から、上がってみることにしました。
草がいっぱいですね。。。
山の大神をお祀りしていました。
お堂の裏はこんな感じで、自然に神様を感じます。
そして、納経所へ。
納経所にて、珍しく福禄寿様をお祀りしていました。本当にお優しいお顔です。
福禄寿様のが真言は
オンマカシリャソワカ
だそうです💖