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お山にお宮がたちました

四国八十八箇所お遍路 第二番札所 極楽寺

二番札所の極楽寺の門構えは朱塗の門構えで一番札所の門構えとは雰囲気が違っていた。

一番札所で団体さんに会い、お詣りの方法を眺めて学ばせて頂けたので二番札所極楽寺では、先ず本堂からお詣りをし、それから大師堂へ行ってお詣りする事を学んだ。お経の唱え方もその時覚えたので、慣れない二人が見様見真似で一生懸命声を合わせてお経を唱えた。

御本尊 阿弥陀如来

本尊真言 おん あみりた ていぜい からうん

御詠歌 極楽の弥陀の浄土へ行きたくば 南無阿弥陀仏口ぐせにせよ

私の嫁ぎ先は浄土真宗で南無阿弥陀を唱える。昨年購入したお仏壇には御本尊として阿弥陀如来様をお祀りしている。ご先祖様や縁のある方を護ってくださっていると思うと有難いなぁと思う。

極楽寺には長命杉がある。空海さんお手植えといわれる力強い大きな杉のエネルギーに圧倒された。樹齢1200年ともいわれる長い年月この地で巡礼者を見守ってくれたと思うと手を合わさざるを得ない。私もその中の一人に入れて嬉しく思い、ありがとうございますと言って手を合わして頭を下げた。神社の御神木の大きさにいつも感動しているが、極楽寺の長命杉も見事だった。




寺伝によれば、奈良時代(710 - 784年)、行基の開基という。弘仁6年(815年)に空海(弘法大師)がこの地での21日間(三七日)の修法で阿弥陀経を読誦したところ満願日に阿弥陀如来の姿を感得したため、その姿を刻んで本尊としたといい、この阿弥陀如来の後光は遠く鳴門まで達し、魚が採れなくなったため、困った漁民たちが本堂の前に山を築いて光をさえぎったということから「日照山」と号するとされる。

以上 Wikipediaより

本尊と同体の石仏(本尊はこれより小さく等身大で、胸の卍は無い)があるので手を合わせてお詣りさせて頂いた。お優しいお顔の阿弥陀如来様。




御本尊は国の重要文化財に指定されている秘仏で、本堂裏の収納庫に安置されているようだ。

石段を上がると本堂があり、御真言のおんあみりたていぜいからうんと3回唱えた。



本堂横の回廊から裏に回って大師堂があった。大師堂の近くにはおもかる地蔵さんや願掛け地蔵さん安産大師や10界の香炉などがお祀りされていた。




願掛けとかはしないので、神社のお詣りと同じく感謝のお詣りをさせて頂いた。


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