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お山にお宮がたちました

神様が味方

測量の為、再び琴さんと誠さんと田舎に向かった。車で上がれるようにするには山の側面の従兄弟の土地と他の村の人の土地を通らせてもらわないと道がつくれない感じだと教えてくれた。正確に土地を把握するためドローンを飛ばしてくれていて、どこから道をつくったら良いか早速調べてくれていたようだ。

琴さんが、何と言っても神様が味方だから上手くいかないわけがないという。

山に道をつけるなんて業者に頼んだら何百万という凄い費用がかかるのに、費用の事は何も言わず琴さんは私がやる事になっていたとさらっと言ってくれた。公共事業のような仕事なのに、山の仕事を色々しているから業者に頼まなくても大丈夫だと気持ちよく言ってくれる。うちにはユンボがとても上手なユンボの神様もいると教えてくれた。色々な神様がいるんだなと微笑ましかった。この話を知ってから光がさしたように幸せでこんなことをずっとやって過ごしたいと琴さんが私の母に話していた。

私と母が手作業で道をつくったことに心が打たれたと話してくれた。素人がつくった道なのにそんなに言ってくれて、琴さんと誠さんに感謝でいっぱいだ。

この山に上がっても不思議と神様がいるからか疲れないと言ってる琴さんと神社の事をやってると疲れないと言っている母の心の美しさが重なって神々しくみえた。

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