先週の金曜日に愛媛県で仕事があり、そこから足を伸ばして熊さんの家に泊まりに行くことにしました。県外で仕事があるとよく泊まりに行っています!
夜に話をしていたら、明日、伊弉諾神宮に行こうよと誘われたので二人でお詣りに行くことにしました。
伊弉諾神宮はずっとお詣りしたかったけど、本州の神社にお詣りに行く時は、早朝か夜中に淡路島を車で走る事になっていたのでなかなか寄れなかったのでとても嬉しかったです。
5月は仕事がハードだったけど、やっと目処がついたので久々のお詣りができ心がはずみました。
御祭神は伊弉諾大神、伊奘冉大神であり淡路國一の宮。
鳥居を入るとすぐにさざれ石があり敬神生活の綱領という石碑があり心に沁みました。
一、神の恵みと祖先の恩とに感謝し、明き清きまことを以て祭祀にいそしむこと
一、世のため人のために奉仕して、神のみこともちとして世をつくり固めなおすこと
一、大御心をいただきてむつび和らぎ、国の隆昌と世界の共存共榮とを祈ること
境内には大きな夫婦の楠の木の御神木がありました。元は二本の楠がいつしか根を合わせて一株になったとあり、御神霊が宿り給う御神木と信仰されていると説明されていて、こちらの御神木がある岩楠神社は蛭子(ひるこ)大神を祀ってありました。
伊弉諾神宮ではほかにも境内で
住吉神社と鹿島神社
左右神社
竈神社と根神社
がお祀りされていました。
岩楠神社で蛭子命、左右神社の天照大御神と月読命、根神社の素戔嗚尊。三貴尊神。
関東で姉と二人鹿島神宮、香取神宮もお詣りしましたよ。武甕槌神様、経津主神様。こちらも大好きな神宮です。
住吉神社の御祭神は住吉3神。
住吉大神様も伊弉諾神宮でお祀りされているのですね。
伊弉諾大神が禊を行う時、
上の瀬は流れが速い。下の瀬は流れが弱い。
と言ってはじめて中の瀬に潜ってすすいだといいます。そして多くの神様がお生まれになったようです。
底、中、上と3箇所で禊をして
水の底で身をすすぐとき生まれたのが底綿津見神と底筒男命
中にすすぐときに生まれたのが中綿津見神と中筒男命
上にすすぐ時に生まれたのが上綿津見神と表筒男命
住吉神は綿津見の神である海の神と交互に生まれたから航海を司る神といわれています。
住吉大社で私は都会の中なのに海を感じました。目を閉じると周りは海みたいと思って、その事を姉と友達に話したことがあります。何とも言えないくらい懐かしく感じ、大好きな神社になりました。
実は綿津見神社が津野町の神様の近くにあり祀られているのです。何で山の中なのに海の神社があるのか不思議だなぁと思っていたのですが、そのお宮の正面には白鷺が彫られており、だから稲葉洞や道づくりの時、白鷺が飛んで観に来てくれていたのですね。
もしかして白鷺って長髄彦様が来てくださっていたのかしら?
そして竈神社の興津彦、興津姫の神様。食べ物の神様で火の神、荒神様なんですね。
伊弉諾神宮をお詣りして、そちらでお祀りされてある御祭神を知り、津野町の神様の事、少しだけわかりました。こんなありがたい神様をお山で昔からお祀りしていたところだったんですね。
津野町の山の中にある綿津見神社、今度お詣りしなきゃいけないと思いました。お宮に彫られている白鷺もみてみないと。
神様の事が大好きで求めました。そしたら思いがけず伊弉諾神宮に友達が誘ってくれ、お詣りできました。そして、与えてもらいました。教えてもらいました。ありがとうございます。
私の産土神は石立八幡様。応神天皇と神功皇后が御祭神です。神功皇后には不思議な力があり住吉神が天神の意思を伝えにこられたと言われているのですが、応神天皇がお腹にいる時、新羅への航海を決めたようです。応神天皇は10か月でなく15か月で生まれたので神の子ですよね。
私がここの神社を産土神として生まれたこともお山の神様と縁があるのですね。産土神は3つ社殿があり、3番目には竈戸神、国津神、恵比寿神をお祀りしているのです。お山の神様と同じだとこの間びっくりしました。
伊弉諾神宮から帰って一日寝て朝気付きました。地味に優しくゆっくり神様は導き教えてくれるんです。ありがとうございます。
今日はお山に行ってきます!