第39番札所延光寺は高知県宿毛市にあり高知県最後の札所となります。
子供の頃、父が転勤で宿毛市に単身赴任したことがあり、その頃は何度か訪れた事もありましたが、もう随分昔のことになります。
かなり高知市からは遠くて、久しぶりに宿毛市までやってきました。
山門に入る前にこんな石碑をみつけました。
たれもみな からだは母のかたみなり きずをつけなよ おのがかたちに
だれもみな 心は父のかたみなり はずかしめなよ おのが心を
お父さんお母さん心と身体をありがとう💖
鐘を背負った赤亀が有名で赤亀の延光寺といわれています。
伝説によれば延喜11年(911年)赤い亀が境内にある池からいなくなったが、やがて銅の梵鐘を背負って竜宮城から戻ってきた。そこで現在の山号、寺号に改めたという。
ゼロ磁場のところでこんなにクルクル巻いている木をみたことがあります。
この地もそういう磁場なのでしょうか??
本堂です。
大師堂です。
御本尊 薬師如来
本尊真言 おん ころころ せんだりまとうぎ そわか
ご詠歌 南無薬師諸病悉除(しつじょ)の願(がん)こめて 詣(まい)るわが身を助けましませ
目洗井戸があります。
住職さんの奥様のような方が掃除をしていました。本当は井戸を見ていただきたいけど、感染は大丈夫だろうけど、今は大事をとって井戸を塞いでいるんですって説明してくれました。
汗をかいて綺麗に境内をお掃除されています。その姿が神々しかったです。
弘法大師がこの寺を訪ねたのは延暦年間(782〜805)で、桓武天皇(在位781〜806)の勅願所として再興、日光・月光菩薩像を安置して、七堂伽藍を整えた。このとき大師が錫杖で地面を突いて湧き出た霊水が、今日に伝わる「眼洗い井戸」である。
紹介HPより
大師が「宝医水」と名付け、眼病に効くとされているようです。
朝一番のお詣りは清々しいです。高知県の札所は宿毛市の延光寺で終わりました。
徳島、高知の次は愛媛県です!