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信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

引越しへ向けての掃除の明け暮れ

2013年07月04日 21時55分51秒 | Weblog
実質あと4ヵ月で引越しとなるので毎日部屋の中を見渡しては掃除とモノの
整理をしている。
一気に減らすことが出来ないので何段階かに分けている。
長い間一緒に暮らしてきたものを分別するのは難しい。
その日その日によって気分も変わるし、激しい時には自分が死んだ後、どうするの
と思うと何もかも必要なものとしては影が薄くなり思い切る。
飽きると庭に出て野菜の手入れをしたりするから実際ははかどらない。

1昨日夜、ブログを書いていて何だか薄暗さを感じ上を見上げるとシャンデリアの
電球が1個切れている。
引っ越してくる時にシャンデリアが取り付かれており、それはいらないと断ったが
はずすことが出来ないらしくそのまま使用している。

 

ずっと勤務していたからお掃除する時間が取れず、気になりつつも今までほったらかし状態であった。
電球を取り替えるついでに、夕方脚立を持ち出し本格的に掃除を始めた。
景気づけにチャゲアスのアルバムを聞きながら取り掛かった。

途中で公開するがやめる訳にいかず、おまけにその勢いで家中の電気の掃除を一気に行った。
トイレの中の電気まで掃除して替えた。

いやはやびっくり!
埃と虫の死骸が主だがここで役立ったのが、重曹とハーブビネガーだった。
化学製品のお世話にならずに効き目が抜群だった。

多分子供たちが聞いたらやめなさいと注意をされるが、シャンデリアや電気器具が
これほどきれいになると、これが最後と自分に言い聞かせる。
若い時にムスメを産んだ後、姑の指示で暮に子供を背負って天井の拭き掃除をした。
今から30数年も前の時代であるから姑の言いつけは絶対服従で、生まれて初めて椅子によじ登って
天井を拭くなどの離れ業を行ったものだ。
それが終わると、買出しと正月客のためのおせち料理つくりを2日も3日もかけて台所で暮らした。
ほっとするともう七草粥の頃になり、毎年その行事が繰り返され、長いこと正月はずっと嫌いだった。
そんなことを思い出しながら、あれは自分に何をもたらしてくれたのだろうと正直、わからない。
いまや時代とともにおせち料理は食べなくなったし客のもてなしも変わった。

あの天井掃除の後は若かったのだが、上を向いての掃除は首が鞭打ち状態のように筋肉痛が来た。
さて、今回はある程度体はこき使っているから首が動かなくなるようなことが来るかと気になる。
ただ、若い時と違うことは脚立に上りシャンデリアのような細かい部分の掃除をする作業は
恐怖感が出ることだ。
大家さんが骨折したのでなお更だが、老化とは高いところが苦手になるのと下り坂が、
テンポがのろくなることだとわかった。
高いところや木登りなど平気でスイスイだったのが、
秘かに恐怖感がその都度出て慎重な動作になってしまうではないか。

毎朝ラジオ体操をしているが全身の筋肉を使うことに実感しており、もうやめられなくなってきた。 
体操をしていると壁にかけられた伊豆面と言う和紙のお面が手抜きしないように見張っており、視線を感じている。
これも若い時に伊豆の旅館で買ったが、今調べると簡単に処分できるような代物にあらず、作家も
有名な人になっていた。福を招くお面だそうだが…。



達成感の後電気のスイッチを入れたら感動モノだった。
新品と取り替えたように明るくなった。うす暗く感じていたのは気のせいではなかった。



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