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信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

思い出

2007年07月06日 23時02分02秒 |  日記
午前中、何通かの手紙書きで机に向かっていた。
それも終了し、午後暇で仕方がない犬を散歩に連れ出した。
昼日なか、普通であったら散歩などもってのほかなのに、風があり、気温もそう高くはなく、2匹の期待のまなざしに負けて駒ケ岳を見るコースを選ぶ。
歩き始めたら結構汗が出始め、犬たちも顔がしわしわ、舌をべろべろ出しひたすらてくてく歩く。
帰り道で田んぼの際にぐみの木を発見した。
赤い実が沢山なっていて、一つつまんでみた。
渋さがあるが懐かしい、小学生の頃福島で食べたあの味だ。
大きなぐみの木が家の傍にあり夏になるとよじ登って、もいでは食べたものだ。
私が小学生の頃は世の中は貧乏でおやつも碌にない時代だから、渋くて甘酸っぱい味の赤いぐみは、季節の楽しみの一つだった。
木によじ登って食べる遊び仲間の中に中畑清がいた。
きよしと呼び捨てで木登りやかくれんぼして遊んだ。
あの当時野球がうまいなど聞いたこともなかったのに、いつの間にか巨人軍のスターになっていた。
そんな遠い昔を、ぐみを何十年ぶりかに食べてふっと思い出した。

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その後隣町の富士見町へ買い物に出掛けた。
手紙を書いて便箋を使い果たし、駅前の文具店に行く。
富士見町駅前には無料駐車場があるのを発見。
安心して買い物に時間を掛けられる。
地方は車でしか出かけられないので、駅には駐車場が完備している。
文房具屋さんで目的を果たし、帰ろうとしたら向かいのお店が目に付いて何となく入ってみた。
不思議な店で、何が本業か良くわからないままそこのご主人と話をした。
東京で建築家をしていたが実家の父が亡くなり、8年前に戻ってきたそうだ。
100年続く伝統道具と刃物屋さんとのことで、お互い東京からという共通の話題から次々と話が展開し、1時間くらい話をした。
富士見町も移住者が増え、新しいコミュニテイが出来、色々な会合が出来ているので、参加しませんかと今度誘って下さることになった。
名づけて、八ヶ岳山麓 おらが山里ネットワークというがまたこの地で新しい知り合いが出来た。

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このグループは東京の一部上場の企業の社長や、大学教授、農家のご主人、主婦、と色々な職業の人が自分の都合に合わせて参加するという。これは気楽で良い。
早速今月22日に富士見町にある元犬養首相の別荘である白林荘と古民家の見学会があるそうだ。
前日の土曜日は原村の図書館主催で自然探勝会に参加して北八ヶ岳の高山植物を見に行く。
たまたまではあるが連続で遊んで大丈夫かな?
最近は農作業に打ち込んでいたから、気晴らしも必要。
ご主人は明日は平塚で建築家のシンポジウムがありそこのシンポジストで出席するそうで、実はかなりすごい人らしい。


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