特集、わが家の年間庭風景（最終回）

　
木漏れ日のさすガーデン、四季折々庭風景を
３回に分けて特集をしています。
本日は最終回、９月から１２月までのご紹介です。


９月にはいると山里の日の入りは早く、
「秋の日はつるべ落とし」のごとく
夕陽が山に落ちていきます。
若い人には釣瓶つるべとはどんなものか？。。。
ご存じないかもわかりません。
私が少年だった頃、朝は釣瓶つるべで井戸水を汲み上げて
顔を洗っていましたし、お風呂の水汲みは
学校から帰ったあとの役割として担ってきました。
昭和の良き時代を生きた懐かしい思い出です。
物は豊かではなかったけれど、
心はもっともっと豊かであったかも。。。
と昔日を懐かしんでいます。
画像からそんなことを思い出しました。


わが家は北側から玄関へのアプローチです。
道路から見る小屋裏の風景です。
コニファーの剪定や草取りが済んだあとの
風景を撮った１枚だと思います。


９月に入ると早生クリが実りの秋を迎えます。
そして大好きな栗こわ飯は季節の味として大好きです。
昔ではありますが木曽路を歩いたときに
栗こわ飯が大変美味しかったので、
以来毎年の如く作って貰っています。
写真はデッキに置いたファニチャーの風景です。


初夏から９月までは
ポリカ屋根の下に寒冷紗を張っていました。
１０月になると寒冷紗も撤収して
デッキが明るくなります。
これから冬にかけて霜に弱い鉢植えは
屋根下のデッキに取り込むのです。
外に植えたカロライナジャスミンが屋根下を這っています。


１０月に入ると柿が赤く熟れてきます。
ご覧の柿は干し柿用ですが、
皮を剥いて吊しているとカビが生えたり、
ハエが来るので近年は止めました。
私の好きなノスタルジーな風景です。


秋のうららかな庭日和は外に出て作業、
休憩はデッキでお茶を一服。
至福の時間が流れていきます。


うららかな秋日和、
アイスバーグの際だつ白さの向こうで
ブルーベリーの紅葉が秋を印象づけます。


1１月になると秋冷身にしみる季節になります。
落葉樹の葉っぱが庭を舞い、
掃いても掃いても葉っぱが止めどなく落ちてきます。
ほのぼのと昇る焚き火の煙が
秋の感傷へと誘いざないます。


静かな静かな　里の秋
お背戸に木の実の　落ちる夜は
ああ　母さんとただ二人
栗の実　煮てます　いろりばた
童謡　「里の秋」　斉藤信夫作詞
そんな光景を想像する１枚だと思って選択しました。
こんな情景の中で
ラブストーリー「ある愛の詩」主題歌を聞いてみませんか。
YouTubeへリンクを貼りましたのでお聴きください。
（別ウインドウで開きます）
ある愛の詩


毎年綺麗に紅葉するアメリカフウですが
昨年は寒暖差が緩やかで中途半端でした。


秋の深まりとともにクヌギ、櫨はぜなど、
山の紅葉も艶やかさを増します。
そんな中で９月から取り組んできた庭小屋も
形が出来上がってきました。


アプローチのガーデンハウスは初めて建てた小屋。
チャレンジすれば出来るものだ、
と云うことをこの体験で実感しました。
郵便箱もＤＩＹで作りました。


小屋のある雨後の庭風景です。


１２月に入ると庭木も落葉して冬木立の風景になりました。
こんな季節はガーデングッズを飾って楽しみます。
このバードフィーダーは神戸の園芸店「野ゝ花」で
(1,280円で)購入しました。


１２月の朝、やさしい光の中、
冬木立が輝いて見えています。
落葉を済ませ春までの眠りについたようです。


これから季節は厳しい冬に向かいます。
夜間は最低気温ー５℃くらいまで下がります。
冬の季節は庭作りをしますので
来年の春は少し庭の風景が変わります。


冬越しのために庭植えのカボスは防寒対策をしました。
霜に弱い鉢植えは屋根のあるデッキに避難させます。


暑い季節は日中の草とりや花壇の手入れも出来ず、
荒れ放題の庭になっています。
朝夕は幾分涼しくなったとは云え、
人にも花にも過酷な日々が続いていますが、
これから秋野菜や冬野菜の植え付け準備に
忙しくなってきます。

あるブログを拝見していると
秋野菜の管理スケジュール表が作ってありました。
私もいろんな方のブログを拝見し、
教えをいただく日々を過ごしています。

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