しかしその環境がキサナドゥか？と言えばヒトそれぞれの受け止め方がある。野球が好きでプロに……しかし怪我で若すぎる引退って事もある。日々プレッシャーで神経質になってしまった？なんて事もある。
こんな仕事はしたくはないが渋々家業を継いだ所が面白くなかったけれどひょんな切っ掛けで興味が湧いた。
そこからは一心不乱に打ち込んで天職と思う様になり、毎日がウキウキドキドキで過ごせる様になった？……となればそこは彼のキサナドゥとなる。
自分を思う時……やるんじゃなかった！という思いが殆ど、騙されるはカネは取られるはで七転八倒……生き地獄だ！と思った。
何のかのとやってたら、中々頑張ったじゃん？と自分で思った。
そして毎日若い連中とあれやこれや話してると楽しい。結構自分は幸せなんじゃないか？……と思う様になった。
楽はさせて貰えないけれどここは僕のキサナドゥ？かもね？と今は思っている。
何か定まった職業があって、ソコに属したらキサナドゥだ！ってな事じゃないんだと分かった。
有名大学に入ればその学歴が幸福の万能薬となって何があっても幸せになれる？見たいにガッコの先生や親は言うけれど、会社に入って出社拒否となる人も多いと聞く……。
結局万人に通じるキサナドゥなんて無いんだって思った。
アホらしくてやってられるか！と会社のカネを横領しなきゃ我慢ならなかった役員の人間達が居て、その人間達によって空いた穴だらけの会社に誰かがやらなきゃ全員破産……残った僕は今、そこで悪戦苦闘を継続している。
人が言うから！と言われた通りそれを信じて探してもキサナドゥは見付けられる訳じゃない。
自分が与えられた、又はチョイスした場所を『キサナドゥにして行く』ことしか出来ないのである……。
一人に一つずつのキサナドゥの候補地なのである。
自分が出会った場所で、何を求め探すか？
キサナドゥ発見の成否は自分の本気に点火出来るか？否か？に……全てが掛かっているのである……。
キサナドゥ発見の成否は自分の本気に点火出来るか？否か？に……全てが掛かっているのである……。
