北のチャングン様のプロパガンダ担当?と見紛う前大統領ムン・ジェインの後期から見受けられた現象という。
彼等は…日本語を積極的に学び『日本語バー』が人気で若者だけじゃなく40代50代の人まで足繁く通い年代を超えて交友を深めている現象。
80年代のニューミュージックも韓国の人には凄く新鮮に染みてくるのだとインタビューに若い女性が応えていた。
『今の韓国のミュージックはアップテンポのダンスミュージックばかり』……言葉もリズムでしかない?……と。
韓流ドラマ流行がはしりの頃、シンプルなストーリーだけど情感深く入っくる事が凄く新鮮に感じたのと同じ反応だな?と思った。
日本のドラマは、やたら捏ねくり回しニヒルと軽薄を勘違いしたストーリー、俳優が画面を埋め尽くしていたもんなぁ?
辟易となっていた僕に韓流ドラマ『ごめん愛してる』なんてムチャクチャ新鮮だったのを覚えている。
先日……営業が終わり帰りの車の中でスタッフと話してる時、フッとチョー・ヨンピルの『釜山港に帰れ』の一節が浮かんだ。プサンハンヘ〜と口ずさんだら後を承けて店長が見事に全部歌い切った……。
今、NHKのSONGSに韓国のダンスユニット、『セブンティーン』が一糸乱れぬステップを披露している。
お見事たけどね?コレをまんまコピーしたかの様なユニットばかりが日本のエンターテイメントのシーンに登場してくる流れはもう止めようよと感じる。
彼等は故郷を後にして十年を超える準備期間を練習に明け暮れたと語っていた。東京ドームを埋めるだけの実力在るパフォーマンスにはそんな裏付けがあるんだ?
でもね?僕は韓国の人達の『アップテンポ一辺倒のダンスミュージック』に対する感性を僕は支持する。
僕は正直だから……。
『ネコも杓子も現象』というのは『その傾向を四割の人が右へ倣え』した時に起こる。
『またそれ?』という雰囲気が急速に立ち込めるのである。
アパレルでは広く知られたセオリーだけど……。
アパレル世界もまた、やたらとスニーカーを持ち込みキャップを被る。
『チーピーをカジュアル』だと誤解してネコも杓子も後追いに忙しそうだよね?
どんなファッションも『清潔感を失ったらお終い』なんだけど……。
『ネコも杓子も現象』によって街中(まちなか)は不潔感満載のチーピーが溢れかえっているのを見てるととても哀しい気分に落ち込むのである……。
アイドルと?韓流的ダンスミュージック……その世界は雨後のたけのこに埋め尽くされた『没個性の典型的末路』をひたすら辿っている様に思えてならない。
技術的要素は真似して見ることは大切かも知れない。
しかしね『コンセプトの二番煎じ』は致命的な結果を招くことを身をもって示してくれている……。