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2013-06-26 22:27:18 | 日記
目の前を、ふわふわと飛んでいました。「あれ、何だ?」追いかけて、捕まえた。「あなたはだれ?」たんぽぽの種ではありません。種ではないのでしょうか。ふわふわと、ふわふわと飛んでいました。春はたんぽぽのわたぼうしがいっぱい並んでいましたっけ。私はたんぽぽの花が好き。元気のでる黄色、そして何よりも、道端に生える強さがまぶしい。小さな地上の太陽という言葉がぴったりします。花占い、たんぽぽを摘んで、占った。「愛してる、愛してない、愛してる、愛してない」 幼い私は、いつも迷っていました。花びらはこれでおしまい、手に残された茎はどうするのだろう?手の中のもの、全てが無くなるときが、神さまがそれを教えてくれるとき、それとも花びらが無くなったときが、花占いの教えてくれることなのかと。「愛してる、愛してない」単純な2つに1つの答え、それが知りたかった。愛すということがどういうことか知らずに、ただ、かっこいいその男の子と一緒に遊びたかった。たんぽぽは、公園で遊んでいた私を思い出す花、そして、そのわたぼうしはどこまでも、遠くに行きたい私の心。…ところで、今日飛んでいるあなたはだれ?