サフランモドキ(ピンクの花)

2013-06-28 23:24:52 | 日記
サフランモドキ、なんともかわいいピンク色です。ピンク色は少女の恋の色でしょうか。タマスダレの白は、くっきりと空の青と共に涼しさを運ぶ。けれども、サフランモドキの花は、梅雨空の下、その花はピンクの雨傘のよう。パッと明るさを運んでくれる。私のお気に入りの傘は、ピンクの花柄だった。表が濃いめのピンクで、内側に細かな花が並んでいた。これを買ってもらったのは、いつだったのだろう?無地の傘でなく、外と中が違う傘、これをとてもおしゃれな大人の傘のように感じた。中学生になるころ、この折りたたみ傘をかばんに入れて出かけた。雨に降られ、折りたたみ傘を取り出し傘をさすとき、私の背は高くなっていて、雨に降られた残念な思いと、お気に入りの傘をもっている得意気な心で、雨の中を歩いていた。

もうすぐ夏(ひまわり)

2013-06-28 02:38:12 | 日記
昨日は雨、今日は晴れた。昨日の雨に元気をもらい、ひまわりは空に向かう。太陽に少しでも近付きたいかのように。小学生のとき、夏、学校にはひまわりがいっぱい咲いていた。花の好きな教頭先生が、いつも手入れをしていた。ひまわりは大きくて、背伸びしても、花を正面から見ることはできなかった。ひとつの花には、たくさん、種ができる。どのぐらい、ひまわりの花があれば、ハムスターが一年過ごせるのだろう、私は知りたかった。なんとすてきな思いつきだろう。うちのハムスターに、うちでとれた餌をあげるなんて。いいな、教頭先生は。この空に向かい咲いたひまわりを持ち帰り、家のハムスターに食べさせてやることができる。…私の頭は、私の思いでいっぱいになった。いっぱい咲くひまわりに囲まれた夏があった。ひまわりの花は、種となり、それを食べる命を支える。すべての命がつながっていることをまぶしく感じる私がいた。

もうすぐ夏(ひまわり)

2013-06-28 00:24:48 | 日記
昨日は雨、今日は晴れた。昨日の雨に元気をもらい、ひまわりは空に向かう。太陽に少しでも近付きたいかのように。小学生のとき、夏、学校にはひまわりがいっぱい咲いていた。花の好きな教頭先生が、いつも手入れをしていた。ひまわりは大きくて、背伸びしても、花を正面から見ることはできなかった。ひとつの花には、たくさん、種ができる。どのぐらい、ひまわりの花があれば、ハムスターが一年過ごせるのだろう、私は知りたかった。なんとすてきな思いつきだろう。うちのハムスターに、うちでとれた餌をあげるなんて。いいな、教頭先生は。この空に向かい咲いたひまわりを持ち帰り、家のハムスターに食べさせてやることができる。…私の頭は、私の思いでいっぱいになった。いっぱい咲くひまわりに囲まれた夏があった。ひまわりの花は、種となり、それを食べる命を支える。すべての命がつながっていることをまぶしく感じる私がいた。