おかげ横丁(伊勢)

2013-06-24 23:13:06 | 日記
伊勢、おはらい通り、おかげ横丁を歩く。6月、あじさいの鉢が飾られている。伊勢盆栽の店には、柔らかな若葉をつける鉢が並ぶ。若葉の小さな宇宙が時季を刻む。食べ歩き、なんといっても、まずは伊勢うどん。濃い醤油の色に、一瞬とまどうが、程よいだしが効いていて、おいしい!何百年、このうどんを此処で食べる人がいた、と考えれば不思議な感じ。お江戸からきた江戸っ子も、ちょんまげ結ったお侍も、此処に腰掛け、うどんを食べたのだろうか?生姜糖を味見して、冷えたキュウリ棒をかじり、トリの唐揚げをかじり、そうそう、お饅頭の試食もさせてもらった。気取らず過ごせる街がうれしい。

夫婦石(伊勢)

2013-06-24 00:08:40 | 日記
夫婦石(伊勢)行った。夏の間は、2つの岩の間から太陽が昇るのだという。初めてここに来たのは、小学校の修学旅行のときだった。何も覚えていないが、なぜか、土産物屋で四角の樹脂の中に、小さな真珠がアコヤ貝風の貝にのせたのが入っているのを買ったことは覚えている。買った店は大きな店で、いっぱい、小さな樹脂の中にいろいろな風景が入れてあった。修学旅行では、持っていける小遣いが決まっていて、さいふを握り締めて、あの真珠の入った土産を、そう、一番いいものを選びたくて、見比べした私だった。子どもだったのに、真珠をみて、きれいだと思ったのか、とても惹かれたのでしょうか。大人になり、どこからかこの土産が出てきたとき、樹脂はひび割れ、真珠もくもっていた。でも捨ててられないので、机の中に投げ込んだ?「まだ、あるかな。」と、ふと思い出す。