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ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

シネ・ウインド、BABEL LABEL RETROSPECTIVE「LAPSE」「7s」上映、アベラヒデノブさん、山田久人さん舞台挨拶。

2025-03-22 23:46:43 | Weblog


3/22(土)、シネ・ウインドで、「LAPSE」「7s」が上映され、どちらもアベラヒデノブさんの出演作で上映後には舞台挨拶もあったので、てっきりアベラヒデノブ映画祭だと思って観に行ったら、「BABEL LABEL RETROSPECTIVE」でした。
BABEL LABELとは藤井道人監督らの所属する映像レーベルで、今回は15周年を記念してこれまで手掛けた様々な映画を上映しながら全国のミニシアターを回っているとのこと。





上映後は、俳優で映画監督のアベラヒデノブさん、BABEL LABEL代表の山田久人さんの舞台挨拶がありました。
シネ・ウインドではこれまで藤井道人監督のファンの皆さんによる「新潟藤井組」の働きかけで、「青の帰り道」「デイアンドナイト」「ヤクザと家族 The Family」「余命10年」などを上映してきた実績があるので、是非とも上映したかったとのこと。

個人的にアベラさんは、シネ・ウインドで観たMOOSIC LAB 2013の「あの娘はサブカルチャーが好き」で、カッコ悪い大学生の映画監督の役がすごいハマリ役だったのが印象的でしたが、実際15年前は自主映画を撮っていた大学生だったらしいです。
そんなアベラさんは今回、3本の短編オムニバス「LAPSE」の1本目で、監督をしながら主演(しかもカッコ悪い役)もしているのですが、山田さんから「お前の映画が一番ダメだ!」と突っ込まれていて、そのまま映画から抜け出してきたような面白い人物だなあと思いました。

また、今でこそ藤井道人監督の映画が全国で上映され評価もされるようになったBABEL LABELですが、15年前はアベラさん、山田さん、藤井さんが3人で貧乏な共同生活をしていたという、まさに現代版「トキワ荘の青春」みたいな話も聞けました。
きっと「7s」で描かれる売れない若手俳優や映画監督たちのリアルな物語も、BABEL LABELの皆さんの下積み時代の実体験から生まれたんだろうなあ…と思ったらやっぱりそうらしいです。

これからも、弱い人、負けてる人、カッコ悪い人の気持ちを大切にする映画を作るBABEL LABELであってほしいなと思います。
アベラさん、山田さん、そしてビデオメッセージを送ってくれた藤井さん、お疲れ様でした!

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