![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/d1/54b2b3a58d028dda9ebd605c6c7c50ae.jpg)
5/3(金)、砂丘館「こえがきこえる 横山蒼鳳さんの書いたことば展」を見に行ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/c6/adc65778076d1acb5e4d473431f963ed.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/bc/452189aa7b3eddc6cb9300ebf5db179e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/72/d72906710a467efec20262a763e71f4c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/8c/9dc1f294ef83412fd78630d2d3eaf608.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/5d/4d8f06b8e8d9e7df340f9dfbcac0142a.jpg)
新潟絵屋でも展示中の横山蒼鳳さんの書が、砂丘館のいたるところに飾られていて、まるで横山蒼鳳さんが語りかけてくるように身近に感じることができる、とても楽しい展示でした。
個人的に好きだった言葉は…
「ともだちいい言葉だな」
「雑草というな名前がある」
「泣いてたまるか」
「たべものじゃないんだいのちなんだ作物は」
「作物は家族のひとり」
「木に学べ草に習え」
「米を失い國を失う」
「つぼみこそ花だよ」
「世紀なんてくそくらえ」
「いくたびか訪ねてくれる野良猫よおまえを飼えぬわけがあるんだ」
…などなど、人間のひたむきさや自然への畏敬の念を感じつつも、同時にユーモアや遊び心もたっぷり感じられる言葉でした。
また、横山蒼鳳さんは書家として独立するまでは病院で働いていたそうで、
「長命は最高の藝術」
「なおるかなおらないかではなくいまあなたは死なないことだ。生きてさえいればかならずなんとかなるものだ。癌を病む友へ」
などの言葉は、その当時の体験から書いたものかもしれないなと思いました。
やっぱり全体的に、心が少し軽くなって、生きていく元気がもらえるような書の展示でした。